対象:住宅設計・構造
富樫 孝幸
建築家
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枠組壁工法の基本的なこと
こんにちは、プラネット環境計画の富樫です。
枠組壁工法いろいろわかりづらい点も多いですね。
ヒラメさんが建築に精通されている方と言う前提でお話しします。
ご存知のように枠組壁工法は、一般的に基準になる階の高さを前提に
構造を考えます。
また、壁組みに関しては、下から、下枠・たて枠・上枠・頭つなぎという
部材で構成されます。
基本的にたて枠以外は、水平方向に入る部材です。
仮にX1を基準高さとしたとき、2669.6が上枠高さになりその上に
頭つなぎでつなぎます。
頭つなぎは、分割して作った壁をつなぐための部材ですので各パネル制作上
上枠は必要ではないでしょうか。
X1-X2通りに関しては、2669.6の高さで平行に上枠がありその上に頭つなぎが
あるのが一般的ではないでしょうか。
そして、その上に三角の妻小壁が乗るのが、枠組壁工法の一般的な構造の考え方に
なると思います。
X0-X1間の2275も同様の考え方です。
構造合板などの多くは3×6・3×8の部材です。
X1が基準高さよりもX0から1365の部分が基準高さにすると合理的にたて枠が
構成されるような気がします。
構造用合板の張り方は原則縦づかいです。
基準については「枠組壁工法建築物設計の手引き」等も参考にされたら
いかがでしょう。
プランや耐力壁区画等がわからないので参考程度としてください。
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この回答の相談
お手数ですが、言葉でうまく説明できないので、一番下のURLから、図面(pdf)を見ていただきたいのですが。
1、現在、勾配のついている壁を設計中なのですが、X1通… [続きを読む]
ヒラメさん (千葉県/40歳/男性)
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