対象:住宅設計・構造
回答:3件

葛原 千春
建築家
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基本的に可能です。
初めまして。東京城南地域をメインに住宅の設計をしております、クロノグラム アーキテクトスタジオの葛原と申します。
ツーバイフォーの住宅を100件以上設計しております経験から回答申し上げます。。宜しくお願いいたします。
窓の直上には必ず「まぐさ」という梁の様な水平部材が入っており、上部の荷重を窓左右壁に力を分散していますので、取り外しが可能となります。
お付けになる勝手口ドアの幅は腰窓の幅までとしてください。それ以上の場合は「まぐさ」の入れ替え等の工事が必要になりますので工事業者さんに相談してみてください。また、ドアの大きさ位置によっては土台や根太という部材を削ることになる場合があります。部材自体は削ることは可能ですが、アンカーやホールダウン金物など耐風・耐震上重要なパーツがある場合は工事が困難または不可能になる場合がありますので、業者さんに相談して図面やファイバースコープでの事前確認を行なってください。
※勝手口ドアは単純な開閉タイプの他に、ドアが閉じて(施錠されて)いる状態で通風が出来るものもございます。
(参考:http://tostem.lixil.co.jp/lineup/door/katte/k_door/duo_1/)
さらに、同タイプの引き戸もありますので、使い勝手や戸外スペースに合わせてお選びになると良いと思います。
使い勝手の良いキッチンになると良いですね。(余談ですが、窓廻りの雨漏りにはご注意ください)
また何かご質問があればお気軽にご投稿下さいませ。
評価・お礼

LOKAfumiさん
2011/12/02 15:18早速の返答ありがとうございました。詳しく説明を書いて頂いているの読むと、工事費がかかりそうに思いました。勝手口を取り付ける時、腰窓の上部の高さと勝手口の上部が同じ高さでないとだめなのでしょうか?そうでなければ、勝手口の下部が床より上がってしまう事になります。
そのあたりが少しわかりにくいです。すみません。素人がえらそうのに質問してしまい、、、
詳しい図面が業者に問いあわせたら廃棄されたと言うことで、ファイバースコープなどで見積りなどは費用もかかりますよね?見積りも最低3社くらいはとってみたい気がしまして、そうなるとなんだか気が重いです。

山下 弘治
建築家
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ご質問のリフォームは可能です。
初めまして。
ケイズアーキテクツの山下と申します。
LOKAfumiさんのご自宅のツーバイフォー工法とは柱、梁で構成される軸組工法とは対照的に面
つまり壁で階層を支える枠組み壁工法です。
前述されていますが・・・
質問の窓部の窓からドアへのリフォームは壁量を変更なければ、
構造的には問題ありません。
1点注意して頂きたいのは、開口部(窓、ドアなど)の上部には開口をサポートするマグサと言う横架材があります。
このマグサの位置は天井に近い頭ツナギ材の直下か或いは窓上部のいずれかと推察されます。
窓の高さと同じ高さの勝手口ドアであれば問題ありませんが、窓の内法より高く、また、マグサが直上の場合、上部のスタッド、マグサの変更が必要になりますので、工務店さんとよく相談され、工事されると良いと思います。
使いやすいキッチンになると良いですね。
評価・お礼

LOKAfumiさん
2011/12/02 15:37返答有難うございました。うちは、窓の高さと同じ高さの勝手口ではありません。腰窓の上部にあわせ勝手口を取り付けると、床より高くなってしまいます。そうなるとマグサの位置の移動が発生し、やっかいな事になると言う事ですね。また費用もかかってしまうのですね?
ツーバイフォーと言うのはややこしいですね。
(現在のポイント:-pt)
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