考えすぎなのでしょうか？

時雨さん、心理カウンセラーをやっている藍色シアンといいます。

人と関わるときに、相手の気持ちを推理してしまう、そしてそれをネガティブに捉えてしまうという状態なんですね。そして前向きになりたいと思っていても、そうなれない自分に困ってしまっているということなのですね。どうしたらいいんだろうという時雨さんの気持ちが伝わってきます。

これは「潜在意識」と呼ばれる心の領域の問題なので、なかなか「前向きに考えようとする」だけでは問題解決にはつながらないかもしれません。私たちの意識と呼ばれる部分の９９％は「潜在意識」という、私たちがほとんど気がつけないものであり、普段気がつける「顕在意識」という領域は１％にも満たないと言われています。

なので人は潜在意識に影響を強く受けているんですが、それに表面上気がつくことはできないんです。でもいくつか気がつく方法があります。

その一つとして「セルフイメージ」を紙に書いてみるといのをお勧めします。これは潜在意識が持ってしまっている自分のイメージを知る手がかりになります。

時雨さんの場合、セルフイメージには「自分は嫌われている」「自分はいじめられる」「自分は受け入れてもらうことが出来ない」などのネガティブなセルフイメージがあるように思います。これが自分だという意識があるので、それがどうしても行動や思考に浮かんできてしまうんです。

この潜在意識の中のセルフイメージは、小さいころの経験によって作られる場合が多いんです。それなので、あまり記憶にはないかもしれませんが、どうしてこんなイメージを持ってしまったんだろうということを探っていくと、ふっと思い出すこともあると思います。

この「セルフイメージ」は変えることができます。潜在意識の自分を変えることで、自然に今悩んでいることも解決されていくと思います。

ぜひ明るい人間関係が築けますよう、応援しています。