対象:労働問題・仕事の法律
はじめまして。
中小零細企業で専務取締役をしています。
専務といっても名ばかりで実際は開発や営業を行っています。
私がミスをしたり、会長からの質問に対し的確に回答ができないと、
他の従業員の前で大声で怒鳴られ、机を叩き、私を罵倒し、今までの人生までも否定されます。
さらには給料ドロボーとまで言われたこともあります。
こういうことがほぼ毎日繰り返し言われ、仕事に対するモチベーションも下がっております。
先日は、ミスを犯した罰として今月の給料なしと言われました。
もし本当に給料が支払われなかった場合はどうしたらよいでしょうか?
elg2010さん ( 愛知県 / 男性 / 40歳 )
回答:1件
清水 正彦
社会保険労務士
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困りましたね
罰として給料なし! ですって
専務取締役にまで(会長が)抜擢した人に対して言う言葉とは思えませんね。
あなたが専務取締役であるということになると、給料(役員報酬)は定款の規定によることとなりますので、「今月の給料なし」が会長の鶴の一声で決められるのかどうかご確認下さい。
「専務とは名ばかりで、使用人です」ということになると、労働基準法が適用になります。
まず就業規則の懲戒の項に減給の定めがあるかどうか、そして、懲戒事由に該当した場合でも「今月の給料はなし」というのは労働基準法違反となります。
文面から、会長(創業者)、社長(会長の息子)、監査役(会長の奥さん)などと勝手に想像していますが、社長が会社の実権を握っておらず、会長も自信過剰ということでしょうね。
できれば、社長を味方につけ会長の発言力を低下させるしか解決の途はないでしょう。
私は会長の人柄を知る由もありませんが、きっとこの発言の裏には、現下の景気状態から業績を案じておられる故の事と思います。そんな思いで発想を転換してみるのも一法かと思います。
(現在のポイント:-pt)
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