主人がゲイのようです。どうしたらいいですか？

summerprincess様

はじめまして、心理カウンセラーの田尻と申します。

ご相談内容、拝見させていただきました。
ご主人のこと、さぞかしショックでしたでしょうね…
また、お子さんのことをとても愛していらっしゃるのですね。

>どうしたらよいでしょうか？

summerprincess様はどうなさりたいですか？
あるいは事態がどうなって欲しいとお望みですか？

もしよろしけば次のように自問自答してみてください。

もし仮に「望みが何でも叶う」としたら…どうなって欲しいだろう？
そして「こうなって欲しい」と思われることを思いつく限りすべて紙かノートに書き留めていっていただけませんか。

続いて書き留めた内容の中で「（部分的にでも）すでに現実に起こっていること」がないかどうかチェックしてみていただけませんか。
そして、もしすでに起こっていることが見つかりましたら、そのことをこの先どんどん増やしていくように意識してみてください。

次に同じく書き留めた内容の中に「少し工夫すれば実現できそうなこと」がないかどうかチェックしてみていただけませんか。
そして、もし少し工夫すれば実現できそうなことが見つかりましたら、その工夫を実際に試してみていただけませんか。

こうしたことをお試しいただくことで徐々にではありますが、物事がsummerprincess様が望まれる方向に変化していく可能性が高まることが期待できると思われます。

※もしこの方法について何かご不明な点がございましたら、オールアバウトのメール機能（画面右上の「専門家に問い合わせる」ボタン）をご利用いただくか、次のアドレスまで直接お尋ねいただけますでしょうか。
dream-seeker@fq.holy.jp

また万が一「（部分的にでも）すでに現実に起こっていること」や「少し工夫すれば実現できそうなこと」が見つからないようでしたら、そのときはまた改めてご相談いただけますでしょうか。

以上、summerprincess様のお悩みの解決の一助になれば幸いです。

summerprincessさま

心理カウンセラーの椎名と申します。
私のところにはsummerprincessさんと同じような立場の方の相談や
逆にご主人に近い立場の方の相談が寄せられます。

ご主人に近い立場の方は
自分自身の存在（アイデンティティ）が崩れてしまっている状態に
ある事が多いです。自分自身の存在意義が揺らいでいる状態だと
いえます。男性の出会い系に関わると言うことは「いわゆる男性」である
と言うことが揺らいでいる証拠です。

逆に
summerprincessさんの立場では
愛情を疑って当然ですし、嫌悪感があって当然だと思います。

そんな状態の中で選べる選択肢は大きく２つあります。

１つはそれぞれの立場を立てて、
考えをぶつけてみて、summerprincessさんの居場所を確保する方法。
どちらかが勝者、どちらかが敗者になりますが、どちらにも苦しさが
残るかと思います。

２つ目はお互いが理解しあって立てるひとつ上の次元を探すこと。
本来、summerprincessさん夫婦とお子さんが求める幸せとはなんでしょう？
お互いに工夫と歩みよりは必要ですが、summerprincessさんご自身も
歩み寄れたらと思うからこそ、ご相談されているようにも思います。

以下の問いの答を探してみて下さい。
それから改めてどうするかを考えてみるのがよろしいかと思います。

問い

２０年後、途中には色々あったけれど、今の家族で苦労を乗り越えて
喜びを分かち合って、一息つけたとします。

summerprincessさんもご主人もお子さんも
お互いに「ありがとう」「苦労をかけたね」と言い合えるような
関係になっている事が出来たとしたら？

この仮説で２０年後を考えたらどうなるでしょうか？


「ありえない！」と一蹴しないで考えてみて下さい。
もし、少しでもイメージが湧けば長い目で見たらお互いが
幸せになれる方法が見つかるかもしれません。

恋愛セラピストのあづまです。

三年前、さぞ、ショックを受けられたことでしょう。お察しいたします。
しかも、再び再発の兆しなのですよね。

ご主人さんの性的嗜好が生まれつきのものなのか、幼少期の喪失体験によるものなのかは分かりませんが、強制したら治るような種類のものではありません。もし仮にsummerprincessさんが強制されて「女性としかセックスできない」という状況に置かれたら、いつかおかしくなると思います。それと同様のことがご主人さんの中でいま起こっているわけです。
セクシャルマイノリティ（ http://ow.ly/2vd2z ） ＬＧＢＴ（ http://ow.ly/2vd76 ）などで検索してみると情報が得られると思います。

この出来事を人生の中に位置づけていく作業は、簡単ではないと思います。

エリザベス・キューブラー・ロス女史によると、変えられない運命に直面した人間は、
否認（そんなことはあるはずがない！）
怒り（なんで私がこんな目に遭わなければならないのだ！）
取引（なんとかする方法はないのか？）
抑うつ（どうにもならないんだ・・・）
受容（今できることをしよう）

という段階をたどります。
女史は、死に直面した方を多数看取った方なのですが、死に限らず、受け止めきれないような大きな問題に直面した場合、ほとんどの方が同様の段階をたどります。

今できることをしよう、そう思えるまでは、否定せずに話を聞いてくれる人が必要です。
感情の整理は、一番大事なことです。
ご主人さんも同様の葛藤を抱え、内心では闘っていらっしゃると思いますので、ご主人さんに感情をぶつけて頼ることは、負担のかけ過ぎになると思います。

そんなときこそ、プロのカウンセラーを頼ってほしいと思います。

悲しみは避けられないものです。しかし、傷つくというのは「こうあるべき」という自らの内面の考えが固ければ固いほど起こりやすいことで、物の見方が広くなればなるほど、傷つきにくくなるものだということを付け加えておきます。大きな問題ですし、難しいことだと分かって書いていますが。
但し、繰り返しになりますが、悲しみは避けられないものです。しっかり感じて、気持ちを受け止めてくれる人に話し、吐きだしていく作業が必要になります。

ご自身の道を見つけて行かれることを、心からお祈り申し上げます。