教育費を学資保険で準備する必要性?

はじめまして、しょうままさん。
''FP事務所　マネースミス''の吉野裕一です。


昔はお子様が生まれたら学資保険で準備するのが当たり前でした。

しかし、それは金利も高く他に良い金融商品が無かったという背景もあると思います。

ですが現在のような低金利時代に学資保険に加入する意味があるのでしょうか?

学資保険は親御さんが契約者になり、親御さんに何かあれば保険料の払い込み免除や特約で育英年金が付くものですね。

しかし親御さんの生命保険が適切なものであれば、この保障は必要ないものではないでしょうか。

またお子様の医療保障についても不安に思われているようですが、お子様の医療費は一定の年齢までは無料になっていますね。
あえて医療保険に加入しておく必要はあるのでしょうか。

利回りの良い学資保険で満期までに受け取る金額が保険料払い込み総額より10%多いものがあったとしても他の商品で1%の利回りの金融商品で運用した場合でも18年間の積立で10%程度は増やせます。

あまり保険にこだわるらず、金利の良い商品などで運用される方が良いのではないでしょうか。
また現在は低金利ですが金利が上昇した場合には、保険で準備されている利回りはずっと同じですが、金利が変動する商品ですと金利上昇によってメリともありますね。


保険会社の破綻の危険については、各保険会社のソルベンシー・マージン比率というものを参考にされたり企業の財務諸表を確認する方法があります。

ただ日本で運営されている保険会社は生命保険契約者保護機構というものに強制加入しています。

これは万が一の破綻の場合に、保険契約者の保護を計るものです。