対象:会計・経理
原 幹
公認会計士
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事業主貸を使ってください
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ysweb様
事業用口座からの引き落とし金額に個人使用分が含まれてしまった場合の
扱いということで、以下回答いたします。
個人使用分の費用は事業から個人への貸付(=事業主貸)と扱って
下記の仕訳を計上します。
(発生時)
新聞図書費 5,000 / 未払金 10.000
事業主貸 5,000
(引き落とし時)
未払金 10,000 / 普通預金 10,000
事業主貸は期末(個人事業主であれば12月末)に事業主借(個人からの借入)と相殺します。
事業主貸は個人への貸付なので、事業用口座に入金した(=返済した)場合は
普通預金 5,000 /事業主貸 5,000
といった仕訳を計上します。
個人事業主の場合、財布を事業と個人で一部共有しているような状態になるので
上記のようなケースがよく起こります。それらを調整するための勘定科目と考えてください。
このような調整は煩雑なので、個人と事業の入出金を厳密に分けて管理するのがベターです。
その場合は個人用と事業用でクレジットカードを使い分けるのがよいでしょう。
評価・お礼
ysweb さん
もやもやが解けました!
分かりやすく説明していただきありがとうございました!
(現在のポイント:2pt)
この回答の相談
はじめまして、
今年開業した個人事業主です。青色申告の複式簿記で届けをだしています。
教えていただきたいのですが
通常クレジット使用の(事業のもの)記帳は
新聞図書費… [続きを読む]
yswebさん (東京都/31歳/男性)
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