対象:投資相談
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債券投資のタイミング
債券の利回りは市場性の金利ですので景気が良くなると上昇し、悪くなると下がります。(常識ですが)従って、債券投資をするにあたっては今後のアメリカの景気がどう推移するか分析する事がポイントになります。
上で指摘されている、金利2.47%(クーポン)、償還期間1年9カ月、販売価格102.47、利回り1.46%のアメリカ社債ですが、もしMMFと大差ないのであれば購入されるポイントは2つです。
1.金利「下落」リスクを回避する
2.再投資の煩雑さを減らす
1.期間のある債券では「金利下落リスク」をヘッジする事が出来ます。金利の固定された利付債の場合には、償還期限まで同額のクーポンが払われますが、もし今後アメリカ経済が再度サブプライム的な事で同じ事が起こった場合には更なる低金利も起こるかも知れません。よってMMFの金利も下がります。その際には再投資先は今より金利の低い商品しか残っていないという状態になります。
2.将来円転等のニーズのない資金であれば、より高い利回りを得てある程度期間を確保するという事務上のポイントです。
現在言われているアメリカ経済見通しでは、景気の最悪期は脱しているとの事ですし、どちらかと言えば金利が上昇する時期はいつかという事が注目されているので特別偏った相場観が無い限り、ご友人の指摘の通りと思います。
今後は景気が上向く時期なので金利は上昇基調ですし、金利が上昇すれば通説では為替が高金利通貨にながれますのでドルが上昇する可能性があります。金利が上昇し景気が良くなって為替損が無くなった時に売却もしくは円転しずらいのは足かせかも知れません。
(為替のレベルにもよるのでしょうが…また、債券も手数料等を払えば売却も出来ますが、その時は債券価格は金利が上昇しているので下落しています。)
回答専門家
- 向井 啓和
- ( 東京都 / 不動産業 )
- みなとアセットマネジメント株式会社
みなとアセットマネジメントの向井啓和 不動産投資のプロ
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はじめまして
現在銀行に外貨預金が10万ドルほどございます。昨今の円高でだいぶ為替損益が膨らんでおります。為替損益が同じならこのお金で外債(ドル建て公社債)を買おうかと思います… [続きを読む]
obalinさん (愛知県/41歳/男性)
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