対象:不動産売買
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中石 輝
不動産業
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境界標の設置は?
塀をつくるかどうか、という問題の前に、''実際の境界は確定しているのでしょうか?''
‘共同で購入した’ということは、一筆の土地をそれぞれが利用しているということでしょうか。
それとも二筆に別れているのでしょうか。
一筆の土地を親戚間で共有し、あくまでも境界は二者間で取り決めているだけという場合、塀を作る前に、まずは土地家屋調査士等の専門家により測量の作業を行い、測量図の作成、境界確定、分筆という作業を先に行うべきです。
そこを曖昧なままにしていると、後々第三者に売却をしようとした場合に''どっちが広い、狭い''といったトラブルになりかねません。
何かしらの法律で「塀を設置しなければいけない」などどいうものはありませんし、個別の隣接地間によって塀の所有や負担の仕方はそれぞれ違います。
一番問題がない方法は、境界を確定し、自身の敷地内に自己負担で塀を設置することです。
ただし、親戚とのお付き合いの問題もありますので、なかなかスムーズに行かないもの現実でしょう。
隣接地所有者間で最もトラブルになりやすいのが、この境界の問題です。
''「昔から境界はここだった」''という''「心の線」''をそれぞれが持っているケースが多く、お互いが一歩も譲らず、トラブルを引きずり続けているというケースも非常に多くあります。
相続等が発生してからでは、ますます問題解決が難しくなりますので、早目の対処が大切です。
リード 中石 輝
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この回答の相談
30年くらい前に親戚と共同で土地を購入しそれぞれ家を建て、境界線に塀を建てることはせず庭を共同で使ってきました。10年くらい前に境界線に簡単なトレリスをそれぞれ設置して、それ以降は庭は別々に… [続きを読む]
ranjyeさん (東京都/33歳/女性)
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