住宅ローンの審査

ハッピーハウスの真山(さのやま)です。

今回のご相談で、ご主人の住宅ローン以外の、
その他借入(車のローン、キャッシング等)が仮になければ、
ご主人単独で3100万円の借入は可能だと思われます。

年収476万円、返済期間35年、返済比率35%、
審査金利4%(都市銀行を想定)で計算すると、
借入可能金額が、3135万円となります。

平成21年度6月時点での都市銀行での審査金利は、
4%が最大だったので、審査金利を4%で計算しています。

また、もし、来年までに不動産購入にかかわる諸費用分の
自己資金を貯めることができるのであれば、
フラット35を活用する方法もあります。

例えば、SBIモーゲージでは、実行金利と審査金利が
同じなので(35年間固定金利なので)、金利2.82%(平成21年7月)
年収から借入可能額を計算すると、3703万円となります。

今回、銀行に否認された理由は、正直なところでは、
奥様の個人信用情報だと思われます。
一般的な金融機関のローン審査においては、
使用しているクレジットカードの枚数が、
5枚を超えると、審査が厳しくなります。
また、クレジットカードで、キャッシングの使用履歴が
1年以内にあると、現時点でキャッシングをしていなくても
使用可能枠の金額を返済比率に算入されます。
(算入金額の計算は各銀行で異なります)

来年早々、再チャレンジするのであれば、
現時点での、ご主人のその他借入を全て整理して、
(キャッシング等があれば、完済して、枠を解除)
不動産購入に関る諸費用分の自己資金を貯めてください。
そして、ご主人単独で、金融機関に申込みを行えば、
良い結果が得られると思います。

少しでもお役に立てれば幸いです。