過蓋咬合についてお答えします。

はじめまして長崎の堀内と申します。
さてお問い合わせの件ですが、お口を閉じられてもお口が閉じにくいということから考えますと上顎前突の傾向が強いのかもしれませんね。過蓋咬合であられたとしても治療は可能ですよ。ご心配なく。
他のご質問についてもお答えしますね。

1.過蓋咬合も含めて矯正を考えないと歯並びや噛み合せは治らないのでしょうか???
(答え)矯正装置をつければ同時に治療することが可能ですよ。

2.過蓋咬合の矯正は上顎前突、正中離開だけより時間がかかるのでしょうか???
(答え)噛み合わせが深い方の場合、咬む力が強いこともありそこがネックになりやすいとはいわれますね。でも工夫すれば大丈夫です。

3.舌側矯正は過蓋咬合に有効という情報をみたのですが、どうなのかでしょうか???
(舌側矯正は普通より時間がかかる傾向にあり、実績が充分でないと聞いたので目立たないというメリット以外がないのなら選択したくないですが???)
(答え)私は舌側矯正はしておりませんのでわかりませんが、確かに舌側矯正ですと噛み合わせが深い場合、効果がでやすいとも言われていますね。

4.過蓋咬合になる原因はなんでしょうか???　お菓子やファーストフードばかり食べているからですか???　
(答え)過蓋咬合の原因は、遺伝によるものも確かにあります。ただし、お菓子やファーストフードが原因とは考えにくいですね。過蓋咬合になられる方の場合によく見られますのは、うつ伏せ寝や頬杖、顎杖などをされている方が多いのも事実です。要するに顎を押し込むような癖を無意識に子供のころからしている方が多いようですね。

ご参考になりましたでしょうか。