対象:住宅資金・住宅ローン
回答数: 4件
回答数: 3件
回答数: 2件
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
無理の無い借入の要件と試算過程です。
はるぽん 様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
住宅ローンの無理の無い返済のための要件は下記の様に考えます。
1.退職予想時までに完済する
ご主人の年齢から、65歳定年として35年返済でも安心と考えます。
2.収入に対する返済負担率を20%未満に抑える。(手取り予想額として0.8を置いています)
ご主人だけの収入で返済をお考えの場合には、8万円程度(600万円×0.8×20%÷12)とし、はるぽん様のご収入を加えますと、返済金額がプラスされます。仮に300万円としますと900万円×0.8×20%÷12=12万円ていどになります
3.長期固定金利を選ぶ。
当初の返済額圧縮のため、変動金利を選択される方がいらっしゃいますが、私はお勧めしません。金利の変動は大きく将来金利が上昇した際には、家計への負担が重くなります、かつて日本でも当初の返済額が少ない「ゆとりローン」という仕組みがありましたが、ゆとりの期間を過ぎた後に返済できない例が多発しました。
また、返済額が固定できますので、家計の将来像の把握も容易になります。
4.返済額を現在の家賃よりも少ない金額で組む。
住宅を購入した場合には、当初に掛かる費用以外に固定資産税、修繕費、マンションの場合は管理費+修繕積立金などが加算されます。また、住宅ローンには保証料や団信保険料も必要です(金利に含まれている場合もあります)。従いまして、毎月の返済額が現在の家賃以下に抑えるようお勧めします。
5.別途の収入は繰上げ返済に回す。
はるぽん様のご収入が上記より多い、または副収入等があるには、繰上げ返済用の資金に回される様お勧めします。
繰上げ返済は、無リスクで支払利息分が収益と看做せる有利な投資になります。貯蓄・運用よりも返済を優先されるようお勧めします。
補足
以上の観点を勘案の上、元利均等払い、35年返済、固定金利3.2%(フラット35の4月適用最頻値)、毎月の返済額12万円で借入可能額を試算しますと3,029万円になります。
従いまして、1,000万円+3,000万円=4,000万円程度の物件購入が無理なく家計を維持できるものと推察いたします。
試算に使用した数値には、仮置きの数値等が含まれまれています。過程の数値を実数値に置き換え,返済額をの上乗せ・減少をお考えください。
なお、家計の窮屈さを覚悟して、返済負担率を上げる場合には、実際の手取り額の25%までとされるようお勧めします。
注記)誤字の修正と追記のため削除した後に再回答しています。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
家計の見直しをお願いいたします。
夫(28歳)年収600万円くらい(手取り35万円)
妻(29歳)育児休業中
<毎月35万円の内訳>
家賃:13万円
光熱費:2万円
食費:6万円
保険(子… [続きを読む]
はるぽんさん (東京都/30歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A