対象:矯正・審美歯科
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晝間 康明
歯科医師
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歯列矯正に用いるインプラントアンカーについて
こんにちは,東京都立川市ひるま矯正歯科の晝間康明です
歯列矯正に用いるインプラントは,インプラントアンカーと呼ばれるものです.
いわゆるインプラントは,デンタルインプラントと呼ばれ,歯の代わりをするものです.
歯列矯正に用いるインプラントは,歯を動かす際の固定源として使うものです.
歯を動かす際の固定源をアンカーと呼び,この固定源の強さをコントロールする事をアンカレッジコントロールと呼びます.
通常の歯列矯正では,アンカレッジコントロールを歯や顎間ゴム,ヘッドギアなどを用いて行ないます.しかし,これだけではアンカーの強さが不足している場合,使用できない場合にインプラントアンカーを用います.
アンカレッジコントロールについては当院ホームページで解説しておりますので参考になさって下さい.
参考サイト→ ひるま矯正歯科:ドキュメンタリー矯正治療<アンカーとアンカレッジコントロール>
インプラントアンカーには,プレートタイプとネジタイプがあります.
プレートタイプの方がより強い力をかけられるのですが,アンカーの植立と除去の手術範囲が広くなります.
ネジタイプは,植立と除去の手術範囲が狭く痛みも少ないのですが脱落する場合がプレートタイプより多くなります.
費用はプレートタイプが1か所あたり10〜15万円,ネジタイプが3〜5万円と思われますが,まだ比較的新しい治療であるため費用にも幅があるようです.
以上,参考になれば幸いです.
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この回答の相談
歯列矯正の中でインプラント方式がありますが、手術が大変だと聞いています。骨にネジ穴
を埋め込む感じで手術が大がかりで、大丈夫なのか心配です。また、治療費も高いのではないかと心配です。
haccyさん (東京都/51歳/男性)
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