対象:新築工事・施工
梅雨時期の木造(木材)の雨濡れ対策は
(過去ログへの回答)
梅雨の時期に、現在建築中の施主さんが気になる事と言えば、材料が雨に濡れてしまって大丈夫かということだと思います。
木造において柱や梁が濡れてしまうと、強度が落ちるのでは?といった心配をされると思いますが、表層部分が湿潤状態というのは、やがて乾燥してしまうので大丈夫です。
コンクリート基礎も打設後の雨水かぶりはシート養生が大切ですが、固まった後は表面が湿潤状態でも問題ありません。
一方で、塗装前の外壁下地や屋上階・屋根などのアスファルト防水下地などは、しっかりとした乾燥状態が必要とされます。
建築士は現場では監理の立場ですが、現場管理の内容も把握すべきなのでマイ水分計(画像)で確認し、施主へ報告するケースもあります。
現場は先を進みたがるものですが、条件を満たさなければNGを出すべき現場監督さんと監理者の二重チェックで対応しています。
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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この回答の相談
来週上棟を控えています。
今日夜に現場を見てきたら、すでに上棟の準備が始まってるようで柱とかの大量の木材が積んでありました。
それらにはビニールシートが被っていました。
しかし、基礎の上… [続きを読む]
ネネさん (神奈川県/37歳/女性)
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