対象:海外留学・外国文化
ワーキングホリデーと移住を切り離して考えてみては?
マギー様、はじめまして。
アクセルイングリッシュの盛田と申します。
遅ればせながら、ご質問を拝見させていただきましたので、
ご回答させていただきます。
まず「可能性があるかないか」ですが、「可能性はある」と思います。
イギリスは移民を多く受け入れている国でもありますので。
マギー様は兵庫にお住まいとのことですが、情報収集としては、
British Councilも一度訪れて見られると良いと思います。
リンク先→http://www.britishcouncil.org/jp/japan.htm
ただ、ワーキングホリデーと移住は切り離して考えることをお勧めいたします。
ワーキングホリデーは文字とおり、「自分の休暇を充実させるための職探し」です。ですので、仕事の多くは、日本でのアルバイトやパートと同じような形でのエントリーとなります。また、業者に斡旋を任せてしまうと、手数料など多くの費用をとられてしまうこともあるので注意が必要です。
また、ワーキングホリデーは、一定期間が過ぎたのちは、自分の国に戻ることを前提としているプログラムでもあります。もちろん、ワーキングホリデーをきっかけに、現地とコネクションをつくることも可能ですが。
ですので、ワーキングホリデーを活用される場合には「移住の下調べ」くらいに目的をとどめておいたほうが無難であるといえます。
もっと具体的に目的が絞れているのであれば、例えば、「○○レストランで住み込みで働く」「○○教授の助手をする」などを予め決めておかれた方がよいでしょう。
(つづきます)
補足
一方、移住ですが、こちらは人生そのものの拠点をイギリスに移してしまうことになります。日本を捨ててまでイギリスに移住をしたい「何か」がないと、いろんな意味で大変です。言葉、食生活、仕事、余暇娯楽、人種差別などなど、現地で初めて体験して気づくことが多くあります。
特にネガティブな経験を乗り越えるには「何か」を強く持っていないと、「やはり日本に戻りたくなった」となります。
移住を目指されるのであれば、むしろ日本を拠点において、下準備を固めることをお勧めいたします。
例えば、英語。現地で働きながら覚えるというのは、実はかなり難しいことです。
「現地に行けば英語がうまくなる」と考えて十分な準備もせずに現地に行って、数ヶ月〜数年で挫折して帰ってきている方というのが、私の周りにもかなりいます。
日本で、英語を十分に使えるレベルにまで高めておいてから現地にいけば、このリスクはある程度減らせます。
また、どの分野でのお仕事を検討されているのかにもよりますが…、
日本で十分に通用するくらいの専門分野をつくっておくことです。
例えば、経理会計職であれば、何の資格も持たずに現地の事務職につくことよりも、日本で「日商簿記2級を取って」「米国公認会計士資格を取って」「外資系の公認会計士事務所で何年か仕事をして」から現地に行くのとでは、雲泥の差があります。
「その道の第一人者」と呼ばれるくらいになってから移住を検討された方が、仕事探しなどの面でもハードルが低くなることは間違いないです。
以上、遅まきながら、ご参考になればと思いご回答させていただきました。何か少しでもマギー様のお役に立てば幸いです。
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この回答の相談
将来イギリスに移住したいと思っています。日本から現地採用の求人はあるものの現実には難しいのでワーキングホリデイでビザを取り、現地に着いてから仕事を探そうと思っています。これは可能性としては実現できるでしょうか?
マギーさん (兵庫県/22歳/女性)
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