対象:投資相談
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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投資方針の決定とリバランスをお勧めします
sakura3333 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
投資された金額が1,800万円で含み損が1,000万円を超えていらっしゃる由、ご心配なさるのもむべなるかもと思います。
私はこのような機会に、再度資産配分の見直し=リバランスと、投資の原則に則った運用をお勧めします。時期は現況の乱高下が落ち着いたあとにご予定下さい。
様々な実証研究によれば資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。
そして金融資産の中には定期預金や国債も入ります。
例えば定期預金を除く、日本債券(国債含む)、日本株式、外国債券、外国株式の4資産均等に配分した際には、期待リターンが4.3%でリスク(標準偏差)は8.7%になります、。これは、単年度の運用成績の68%が、-4.4%〜13.0%に範囲に入り、95%の出現率(標準偏差2)では-13.1%〜21.7%の範囲に入るというものです。
ちなみに、当該4資産の標準的な指数で9月30日現在の、運用成績を試算しましたところ過去1年来の騰落率は-16.5%でした。
上記の配分の中で、リスクを少なくするには日本債券の比率を上げ(sakura3333様の配分のように)、収益を纏めるには、株式の比率を上げるなど、当初に幾らまでなら損失に耐えられるかで、方針をお決め下さい。
私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している、国民年金基金連合会(均等配分型)、企業年金連合会(株式重点型)、年金積立金管理・運用(独行法)(日本債券型)の資産配分、各資産別の期待リターン(収益率)を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
補足
その上で投資対象は夫々の資産の指数に連動するインデックス・ファンドまたは上場投信をお勧めします。失礼ですが現在保有されているものはアクティブ投信で且つ信託報酬が高いものです。
現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
私のHPにインデックス・ファンド、日本のETF(上場投資信託)と日本で購入できる海外のETFを掲載しています。参照下さい。
http://www.officemyfp.com/idxfund-1.html
http://www.officemyfp.com/ETF-1.htm
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2006年から、投資信託をはじめました。基準価格が下落していく過程で、何度も担当者に相談しましたが、長期投資だからという説明に、不安を感じながらも、納得してしまい、今1000万円を越える含み損を抱え、… [続きを読む]
sakura3333さん (大阪府/51歳/女性)
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