対象:家計・ライフプラン
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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繰上げ返済の優先と生活準備資金の確保について
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プレマシー 様
以前のご質問にお答えした、吉野充巨です。
住宅ローンの返済と貯蓄・投資のうち、投資につきましては悩む必要はありません。
投資よりも借入金の返済を優先するのが、経済合理性に優れています。
∵借入金の繰上げ返済は、無リスクで返済額に相当する利息が収益に換わる有利な投資です。投資にはリスクが伴います。従いまして、常に儲かるわけではなく、損失を蒙る場合もあります。
投資のパフォーマンスを測るメジャーに、シャープレシオがあります。この式は
(投資対象の期待リターン-無リスク商品のリターン)÷リスク=シャープレシオになり、値が大きいほど優れたパフォーマンスです。通常、無リスク商品は銀行間で短期取引に使用する無担保コールのレート、又は国債の利率を当てます。住宅ローンの返済は2%〜3%台ですから、投資はリスクに大して合いません。
また、対象とされている外貨建て養老保険は、外貨では元本の保証がありますが、円に転換する際に為替リスクが発生します。従いまして安全貯蓄にはなりません。また、円での元本保証がある場合には、利率が低く、対象として不適当と考えます。ネット銀行の定期預金をお勧めします。
なお、貯蓄額ですが、
生活資金×6ヶ月+以降1年間に支出が見込まれる大口の費用(入学金等)=生活準備資金
として、普通預金・定期預金で確保された後の余裕資金が繰上げ返済の原資とされるようお勧めします。この生活準備金額は半年に1回程度大口支出の点検をお勧めします。
例えば、1ヶ月の生活資金(学資等も入ります)が25万円であれば、150万円+家電15万円+旅行25万円+入学金80万円=270万円が貯蓄額として確保されます。
評価・お礼
プレマシー さん
ありがとうございます。外貨養老は為替リスク。たしかにこれは最近の急変動をみても、、読めませんから、安全ではないですね。貯蓄額は以下とありますが
>>生活資金×6ヶ月+以降1年間に支出が見込まれる大口の費用(入学金等)=生活準備資金
これは、今時点での必要総貯蓄額ですね。質問の仕方がうまくなかったかもしれませんが、毎月の額を悩んでおります。
(現在のポイント:-pt)
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