対象:お金と資産の運用
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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投資の最初は資産配分の決定からお初め下さい
ムーチ 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
まず最初にムーチ様の投資・運用方針をお決めになってから、資産配分を決定し、その中で銘柄をお決めになるようお勧めします。
投資・運用の方針は
1.単年度でどの程度の損失であれば、投資から手を引かないで居られるのか、そして期待する収益率はどのレベル(5%であれば約14.4年で倍、3.6%であれば約20年、7%であれば約10年で倍になります)
2.年間の損失はどの程度のレベルで設定できるのか。
例えば、100万円を外国債券だけに投資した際には、円換算での期待リターンは2.5%でリスクは12.5%になります。これは単年度の成績が68%の確度で-10.0%〜15.0%の(10万円の損〜15万円の利益)範囲に入り、長期的には平均で2.5%(毎年2.5万円)のリターンが望めるというものです。そして最悪のケースでは、-22.5%(-22.5万円)の損失が出る可能性があるというものです。
1年で100万円の貯蓄額ですから、100万円までの損失が出てもカバーできるとすれば、外国債券だけでの運用は、444万円まで可能になります。
上記のように、様々な実証研究によれば資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。
私は、定期預金(ネットバンクが金利が高めでお勧めです)、日本債券(国債)、日本株式、外国債券、外国株式、5資産クラスへの投資配分をお勧めします。
例えば、上記5資産に均等配分した場合、期待リターンは3.5%、リスクは8.0%になり、年間の運用が68%の確率で-4.5%〜+11.5%の範囲になります。最悪ケースでも-12.5%に収まります。
リスクを抑えるには定期預金と日本国債の比率を上げ、収益を求めるには日本株式と外国株式への配分を高めることでコントロールします。
補足
私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している、国民年金基金連合会(均等配分型)、企業年金連合会(株式重点型)、年金積立金管理・運用(独行法)(日本債券型)の資産配分、各資産別の期待リターン(収益率)を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
また、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。既に2本保有されていますので、外国株式、国内債券を対象とするインデックス・ファンドと組まれますようお勧めします
私のHPにインデックス・ファンド、日本のETF(上場投資信託)と日本で購入できる海外のETFを掲載しています。参照下さい。
http://www.officemyfp.com/toushishintaku-7.html
http://www.officemyfp.com/ETF-1.htm
なお、前述のような資産形成に関するご相談をメールにて承ります。
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家族構成 主人40歳国家公務員 私33歳無職 子供4歳
主人:総支給約35万(手取り20万)財形貯蓄月6万5千ボーナス時30万×2貯蓄(1年で100万貯まるようにしてます)年収約600万 貯蓄800万のうち、… [続きを読む]
ムーチさん (高知県/33歳/女性)
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