対象:住宅設計・構造
宮原 謙治
工務店
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子供部屋の考え方・・・。
大阪の住宅屋・幸せこだわり住宅職人謙さんです。
子供部屋を考える時に大切なことは、子供部屋の役割を研究することが大切です。家造りの計画をする場合は、どの部屋にもその役割は何かを理解しないと大変なことになってしまいます。
子供部屋が必要になるのは、小学校高学年の時期ですが、その時にどうような子供部屋をあたえるかがポイントです。
子供部屋は勉強する場所と寝る場所です。
その為に子供部屋にどのような環境と機能を持たせればいいかです。特に子供部屋を昼間に使う季節にどのような部屋であるべきかが、意外と曖昧です。また、子供の性格を考えて子供部屋の計画をすることも大切です。
子供部屋の環境は、子供の将来がどのようであったらいいのでしょか?子供はいずれ独立していきます。その時に、社会の荒波を乗り切れる気力と気迫が培い育まれる環境の子供部屋が出来れば、そのような子供部屋を親として欲しいかどうかの判断をすればいいのではないでしょうか?
子供部屋は、ご質問の場合は、別々の部屋がいいでしょう。隣同士であれば、建具などで仕切ればいいと思います。
広さは、収納を考えてあげれば4,5帖あれば十分です。
位置は、定石なら北側の窓を利用できる場所です。北側の窓は、昔から『子育ての窓』と言われ、質実剛健・精神集中できる子供の性格の形成に重宝がられた窓です。
そして、忘れたくないことは、子供が家を出て行ったとその部屋をどのように使うかを考えておくこともポイントです。間仕切りをとって広く使いたいならそれに対応できるように、梁や壁の造り方を考慮すればいいですね。
『子供部屋は、間借りである!』
謙さんが、お施主様に話すことのひとつです。
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