対象:マッサージ・手技療法
石灰沈着性腱板炎
おそらく、石灰沈着性腱板炎と言う病名で、一般に、注射で沈着した石灰カルシウムを吸い出すと、その時点で痛みが無くなると言われています。
ただし、いったん強い炎症が起きていると、炎症が治まるまでは痛みが続くことがありますので、炎症の傷が治まるまで数日(水曜日の夜〜木曜日の朝くらいが目安)は様子を見て下さい。
原因は、先生がおっしゃるように不明です。
今回のケースでは、きっかけがあり、おそらく何らかの傷をつけたはずなので、痛みが治まるまでは、運動を控え、あまり動かしすぎないことが肝心となってきます。
湯船に浸かり過ぎると痛みは悪化するかもしれませんので、シャワー程度にして置いて下さい。
現在のところ、沈着した石灰が原因の可能性がありますが、他にも筋肉の腱(多いのは棘上筋と呼ばれる腱)が切れたことも可能性としても考えられます。この場合、レントゲンにも映らず、MRIで撮影して初めて分かるため、お医者様も、まずは石灰を取って、それでも痛みが引かない場合は、MRIで確定と考えていらっしゃるのだろうと思います。
最終的に炎症の原因が分からなかった場合(意外と多いです)、炎症を抑えるために、ステロイド(炎症を止める目的で短期的に使われます)を複数回使った場合は、棘上筋の腱が少し切れやすくなりますので、肩の運動時も注意が必要となってきますので、合わせてお知らせしておきます。
ご自身での運動は痛みが治まってきてから、お医者様からの指示があると思いますので、お待ちいただいた方が良いと思います。
ご参考になれば幸いです。
回答専門家

- 運営 事務局
- ( 東京都 / オペレーター )
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
(現在のポイント:23pt)
この回答の相談
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A