対象:リフォーム・増改築
横山 彰人
建築家
-
バリアフリー にリフォームするポイント
自宅介護の場合、ご本人の要介護の段階や介護する側として、どこまでのリフォームが必要なのかの二つの視点からの見極めが大事になってまいります。
もともと日本の家の構造は柱が多く、一般的に狭い廊下にそって洗面所、便所、浴室がありますから介護する和室と限りなくスムーズに移動できるようにしたいものです。
段差をなくす、手摺を設置する、ドアを引戸にする、照明を明るくするといったことなら200万円の費用で十分可能だと思います。
しかし、その上便所や浴室が狭く介助が難しく、柱や壁も動かしたり、設備も取り替えなければならないのなら200万円では厳しいでしょう。
バリアフリーのリフォームは一度に全部やらなくても、病状の進行に合せて介護する専門家と相談しながら、段階的にリフォームを行なう計画性も大切ではないでしょうか。
分らないところがあれば、事務所までご連絡下さい。 横山彰人
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
数年前に脳梗塞で倒れた母親を自宅介護するため、安全に生活できる環境に住宅をリフォームしたいと考えています。200万円程度に予算が限られている場合、どこにお金をかけてバリ… [続きを読む]
All About ProFileさん
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A