ご質問ありがとうございます。

はじめまして、株式会社イーコンサルタントにて代表を務めております大場です。
武田が出張の為,代理でご回答させて頂きます。まず前提としてご理解戴くのが、IPOコンサルは『雇う』という感覚は、大変恐縮ではございますが、私共では少し違和感を覚えてしまいます。
上場審査・上場準備では長期間(約3.5年)のお付き合いとなり、継続して煩雑な作業、多数の課題を解消していかなければなりません。時には貴社の役員・社員がそのような状況下で“心が折れそうなとき”や貴社の代弁者として証券・監査法人・ベンチャーキャピタル等の折衝をしなくては
なりません、予って、パートナーという立ち位置でお付き合いする方が宜しいと考えます。
さて前置きはその辺として、ご質問について回答させて戴きます。
★IPOコンサルを雇用しなくてもいい状態経験則となりますが、数年前までは、自社内で人事総務5名程度、経理財務で5名、その上司(管掌役員/管理本部長)1名の体制(直前期/上場2期前)があり、
一の部・二の部・有価証券報告書を自社内で作成できる労働力とスキルを持ち合わせていれば自社内で完結できましたが、昨今の審査状況の厳格化やJ-SOX(内部統制)を直前前期(上場する年度の3期前)同時に社内プロジェクトを発足しなくてはならない状況を勘案すると、内部統制は社内の人員(勿論、IPOコンサルも参画しますが)で、上場審査はIPOコンサル主導で進める方が双方のプロジェクトが円滑に進むものと認識しています。但し直前期の中間決算で、証券会社の中間審査が参画してきますので、それ以降は当方どもは裏方に回りますので、それまでにIPOコンサルは、お客様を教育し育成し自社で業務をこなせるするスキルUPを担当するIPOコンサルは求められています。