大阪と東京の市場の差について

結構きつい状況ですよね。
私も昔大阪に本社がある会社にいて、良く大阪に行きました。
大阪のオバチャンには元気を貰いますよね。関西弁や街のノリも好きです。

結局、東京周辺を併せた人口の違いが大きいのではないでしょうか?
東京の次に人口が多いのが、神奈川県です。2年ほど前だと思いますが大阪を追い越しました。そして神奈川、埼玉、千葉、茨城県辺りまでが東京エリアと呼べるのでしょうか?

政府統計で行くと日本での都道府県別人口占有比率では、関西圏の地盤沈下は見て取れます。
2000年→2006年 2000年→2006年
東京 9.50%→9.91% 大阪 6.94%→6.90%
神奈川 6.63%→6.90% 兵庫 1.14%→1.11%
埼玉 5.47%→5.53% 京都 2.08%→2.07%
千葉 4.67%→4.75% 奈良 1.14%→1.11%
となっています。

東京は、国会や首都機能(財政・行政など)を持つことも圧倒的に有利ですよね。

大阪も梅田周辺の大型開発や中央区でも予定されていますよね。三越の出店も予定されているようですが、東京は、しばらく続いた大型プロジェクトも落ち着きそうです。

ですから大阪は大型プロジェクト次第がどんな経済波及効果を産むか期待ですよね。

東京との財政状態も影響しているのではないでしょうか? 逆の大阪府がどうしたらビジネス的に見て魅力のある都市になるかを考えないといけないのでしょうね。大阪は十分魅力的な町だと思います。

言うは簡単だと叱られそうですが、大阪府や全体で考えてビジネス的にも、人口的にも大阪エリアの拡大策がないと今のままだとこの潮流を変えるのは結構な努力と知恵が必要だと思いますが・・・

お求めの「ざっくりとした感じ」で回答します。

―― 日本全体が、地球上の都市の役割を果たす時代となってきました。都市とは第一次産業(農業、漁業、鉱業)を自ら手がけることをしないで食料・燃料を入手できる空間のことをいいます。

そして日本の中でも首都圏が都市空間の中心的存在です。そしてこの傾向は今後もますます増大するでしょう。首都圏が地球上の都市空間としての役割を果たすのです。

―― 情報があつまる場所も首都圏です。インターネットの時代ではありますが、面談しないと得られない情報は山ほどあります。インターネット等の通信回線による情報だけに頼っている人は、いずれ失敗します。
私自身も、本日その経験をしました。過去半年間通信回線だけで連絡を取り合っていた京都の人に本日面談した結果、コミュニケーションが充分でなかったことを思い知らされました。

―― 首都圏は、面談の機会が多い空間です。したがって関西の市場が落ち込むことは必然です。ちなみに私は、京都で育ったため京都弁を使います。本日は京都で京都弁を多いに使って仕事をしてきました。東京の自宅にもどると不思議なもので、京都弁は一切でません。

関西(京阪神)を、関東(首都圏)と共に等しく愛する人間として回答しました。