対象:リフォーム・増改築
深澤 熙之
建築プロデューサー
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実際に現場を見てみないとわかりません。
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リフォームの方法により工事の価格が大幅に変ってきます。
1Fの併合リフォームに於いて、間仕切りを解体して、後は内装工事だけを考えれば良いのか??
また、2F部分の吹き抜けにされたい部分に於ける、2F吹き抜け部分の天井また吹き抜け解体予定の他の残りの部屋との耐震構造の問題など構造的な部分の補強工事もどのくらい必要になってくるかでかなり変わってきます。
現場を見てみないとわかりませんが、ざっと想定した費用だけでも350〜700万円の間くらいの工事内容になるかと思います。
見えるところだけを中心にリフォームして安価に抑えて、見えないところがいい加減で後で後悔するという被害者が増加していますので、今回のように躯体部分を解体するような改築リフォームは尚更です。
今回のリフォームに於いてもそうですが、まずは耐震の事を考えての補強工事をまずは優先する事。
また、断熱リフォーム床・壁・2F天井部分などの工事もどのようにするかが大事です。
本日も朝テレビで1300万円もかけて、見た目だけは新築のように立派に見えるようになったが、断熱リフォームが予定の半分以下の工事しかされていず、カビが発生しており、床・天井からの底冷えのような冷気がくるような始末、そして耐震補強も一切されていず、その工事の内容は450万円くらいの工事の内容だけでしかなかったという悪徳手抜き工事の報道がなされていました。
そのリフォームの工事も当初は1000万円は超えない金額だったのですが結果的に途中で追加請求が出て1300万円請求をされた上、完成後で専門家に相談したら悪質手抜き工事だったという内容で、こうなってくると後悔先に立たずです。
今回のようなケースはまず、住宅の重要構造部分の耐震構造に於いて詳しい、まず、安心のおける専門家の設計士さんに相談をされて、よくよく吟味をなさって下さい。
補足
その他、住宅のカビ、結露がどうして出るのか??断熱の方法いかんによって、断熱効果があっても湿気が蒸れたり、また断熱効果がそれほどでなかったりで、
断熱工事を安易に考えず、カビ、結露の出ない断熱リフォームという事を熟知している設計士さんに相談される事です。
選定業者として、
建築業許可認定のある業者
建物構造計算のできる設計士さんが常時している業者
断熱リフォームの事に於いても熟知している専門家がいる会社
優秀な現場監理者がいる業者(契約する前に必ず会う事です。実際に工事をする職人にも面接を要望したほうが良いです。)
営業マンの話を鵜呑みにしない事です。
自分の目と耳でしっかり判断をされて下さい。
私は 全国住宅リフォーム優良企業促進支援協会の理事長も兼ねている仕事をさせて頂いているのですが、最近、全国からあまりにもひどい内容の手抜き欠陥住宅の方からの相談を受けており、それも毎日相談を受けており増加の一途です。
リフォームをする場合の一番のポイントは現場監理者及び工事職人さんの技術にかかっています。
参考になれれば幸いに存じます。
参考ブログサイト 昭和アルミ公式ブログサイト
評価・お礼
piyo-ru さん
ご回答ありがとうございます。
リビングを広くするリフォームとはいえ、耐震工事や断熱工事など、考えなければいけないことは多いのですね。手抜き工事は最も避けたいことなので、深澤さんにアドバイスいただいたように信頼できる専門家に一度相談してみようと思います。
それから見直し点をみて、どう実行するか詰めていきたいと思います。
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この回答の相談
南向き、築12年、木造軸組2階建て住宅です。子供が家を出て部屋が空いてしまうので、両親が次のようなリフォームを考えています。
・リビング(15畳)の拡張
隣室の洋室(8畳)を併合す… [続きを読む]
piyo-ruさん (神奈川県/18歳/女性)
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