対象:家計・ライフプラン
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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お手元資金の考え方
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にこちゃん様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
投資運用のセオリーとして、借入金の返済は無リスクで利息分が運用益になる最も有利な投資先とされています。これからもお続けください。
手元に残される金額は、私はこのようにお勧めしています。
1.(毎月の生活費×6ヶ月)+2.(これから1年以内に予定されている大口の支出)=生活準備金
理由は
1.は緊急用です。万が一ご主人がご病気(怪我)などで収入が減じた、転職(リストラ)などで一時的な収入減が発生したなどの場合に、6ヶ月あれば対応が可能と考えてのリスク資金です。また、入院などでもこの資金があれば、高額療養費制度での還付を待つ間も対応が出来ます。
2.は予め分かっている費用は手元に残すことで、プラン変更等への対応が少なくなります。
入学金や授業料、旅行費用なども入れます。
これは、3ヶ月に1度は見直してください。追加で残す支出予定の確認、必要がなくなった費用の確認も行いながら準備金の額は変わります。
上記の内1.の内半分程度は定期預金(ネット銀行は金利が高めです)に、2.も支出時期までは3ヶ月か6ヶ月の定期預金にされるようお勧めします。
なお、証券口座をお持ちの場合はMMFで保有されるのも、普通預金より利回りが高く有利と考えます。
以上のことにより、繰り上げ返済した後に、緊急のことが発生しても対応可能と考えます。
評価・お礼
にこちゃん さん
どうもありがとうございます。
手元に残すべき額とその理由が明確で、わかりやすかったです。一度その方法に従って、計算してみます。
ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
住宅ローンの繰り上げ返済を何度かし、あとローンは15年で1200万円ほど残っています。繰り上げ返済のたびに驚くのは、いくらか返済して期間を短くすることで、かなりの利息の減額になるということ。低金… [続きを読む]
にこちゃんさん (大阪府/42歳/女性)
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