対象:離婚問題
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私は離婚訴訟をすべきだと考えます。
ゆみちさん、こんにちは、弁護士の三森敏明です。
離婚について合意があるなら、裁判において親権者の指定、養育費、財産分与、慰謝料について決めるべきです。多分、裁判での解決にもそれほど時間がかかりません。むしろ、心配なのは離婚後のことです。
私は、最近、家庭内暴力(DV)の事案について保護機関と連携して刑事告訴をする仕事をするようになりました。そこで、実感することは、DVの加害者は被害者のことを「自分よりも下、弱い存在」と見ているうちは被害は終わらない、ということです。加害者は、法律とか道徳とかで行動するのではなく、動物的な感覚(どちらが強いか)で行動します。そのため、仮に、ゆみちさんが夫の提案というか命令に従い、離婚届を出した場合、夫との力関係が改善されず、かえってそのまま固定することになり、今後、養育費とか財産分与、慰謝料の話し合いなどできなくなります。DVの場合、相手を信頼したり提案に応じたりして行動すべきではありません。もし、DVの内容が経済的DVではなく身体的暴力であり診断書等の客観的証拠があるのであれば、私は離婚訴訟のほかに刑事告訴をお勧めします。ゆみちさんと夫との関係は離婚で終わりかもしれませんが、夫は子供の父であり、子との面接交通権がありますので、今後もゆみちさんは子を通じて間接的に夫とつながることも想定できます。きちんと夫の不正をたたき、力関係が逆転したことを、夫に感覚的に知らしめるべきだと思います。
確かに、夫は恐いと思います。きちんと対応することに二の足を踏むのも理解できますが安易な妥協は後日の紛争を残すともいえます。そこで、DV事件に明るい弁護士に相談し、弁護士に相談しながら解決することをお勧めします。DV事件に明るい弁護士は女性相談センターなどの行政機関がよく知っていますし、法テラスに相談して見つけることもできるはずです。頑張ってください。
回答専門家
- 三森 敏明
- ( 弁護士 )
- ヒューマンネットワーク三森法律事務所 所長弁護士
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