対象:人材採用
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田邉 康雄
経営コンサルタント
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多能工化表をお勧めします。
ベンチャー企業の人事御担当とお聞きしました。規模が不明ですが、2〜30名程度と想定します。この前提で私田辺コンサルタントは、以下をお勧めします。大企業がやっているようなコンピテンシー評価ではありません。私独特の多くの中小企業が使用している多能工化表の応用です。
―― 多能工化表とは、旋盤加工など機械工場における技能者の能力を表現する表のことです。中小企業によく見られます。
―― 昔は例えば旋盤だけを担当する「単能工」で事足りました。しかし世の中はせちがらくなりました。フライス盤もボール盤も研削盤もできなければ生きてゆけなくなりました。
表を作成するにあたっては「人の名前」「機械の名称」を縦横の項目にとってマトリックスとします。この表中に担当者が担当できる機械の欄に「〇」などの印をいれます。
これから担当できるようになってほしいと上司が思う機械の欄には△などの印を入れます。その機械に関して人を指導できるレベルになった担当者の欄には「●」などの印をいれます。そして「●」から「△」へ矢印を記入します。
この例を参考にして機械の代わりに貴ベンチャー企業において求められる能力を考えます。この項目を上手に設定することが成功の鍵です。
もしも軍隊であれば、上官が兵士に求める能力は、銃の「''発射速度''」と「''命中精度''」です。すなわち''即戦力''です。これを参考とされるのがよいでしょう。
重要なことは、この多能工化表をオープンにすることです。全員が見ている場で切磋琢磨をするのです。そしてこの''表の内容''をコンピテンシー評価とします。これで重要な人事考課の''透明性''が確保されます。
―― 中小企業の多能工化表は、ベンチャー企業に充分に応用できると思います。
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この回答の相談
ベンチャー企業の人事を担当しております。人事評価制度の見直しにあたり、コンピテンシー評価の導入を検討しています。導入にあたってのポイント、利点、問題点などを教えてください。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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