対象:リフォーム・増改築
清水 煬二
建築家
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天井に断熱材追加でも、もちろん断熱効果はアップしますが
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はじめまして、ミタス一級建築士事務所の清水です。
現在の天井にある断熱材が古くて性能の劣る物なら、
新しく性能の良いグラスウールなどを置けば、
夏の暑さに対して、もちろん断熱性は増します。
ですが、効果として実感できるほどかとなると
現在の状況(外壁や小屋裏の通気と断熱材の性能など)と、
今度の工事方法でも変わるので、なんともいえません。
例えば、40度が38度になっても、実感できないかもしれませんし。
現状の外壁にも断熱材はあまり良い物が入っていないと思われますが、
費用対効果が一番良いのは、
窓の外にすだれ
もう少し費用を出して、遮熱スクリーンを窓外に
または、庇で夏の直射日光をカットする
さらに、断熱サッシを内部に付けて2重窓にする
ガラスはペアガラスのLOWEガラス、できればアルゴンガス入り
または、サッシをカバーリング工法で取り変える。
などなど、窓を先に対策を行って、
それから天井や外壁(向きにもよります)という順序が
費用対効果が良い順です。
風通しを考えたサッシに変えたり、
西面や南面の壁の断熱材を変える
など、
効果のあることはたくさんあるので
どこまでも費用を掛けられます。
優先順位とコストを考えながら
業者に費用を相談しながら考えてみれば
良いでしょう。
評価・お礼
サンダーバニー さん
2018/06/25 16:14アドバイスありがとうございます! まずは窓対策をした方がよさそうとのことですね。 断熱材などを敷くよりも、まずは自分たちでできる窓対策を始めたいと思います。分かりやすいアドバイス、ありがとうございました。
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この回答の相談
2F建ての1軒屋ですが、南西向きの家のため、2Fの暑さが夏はひどいものです。
今年こそは現状打破したく、リフォーム業者に相談したところ、天井裏の断熱材が1重のような… [続きを読む]
サンダーバニーさん (神奈川県/43歳/女性)
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