対象:新築工事・施工
外壁は、窯業系サイディングでしょうか?
外壁についてのご質問のようですが、
仕上げは、窯業系のサイディングでしょうか?
根本的に、14mmと16mmとの違いは、その止め方が違ってきます。
14mmの窯業系サイディングですと、厚みから胴縁下地にスクリュー釘での取付
になると思います。
16mmですと通常は、金具止め工法が主流ですので
(胴縁下地を使わない、通気金具を使った金具もあります)、
根本的に、地震があったり外力が加わったときに、その挙動が違います。
(ですので、材料を変える際には、その取り合い部分でクリアランスをとるなり
緩衝できるようにしておかないといけません。)
また、14mmの場合の止め釘はステンレスのスクリュー釘を使いますが、
表面に塗装をしただけですので、経年劣化で塗装が剥がれますし、また、地震が
あったり、在来木造のように基本揺れる工法の場合は、釘頭が出てきたりします。
(将来的には、その部分から水が伝ってしまったり、サイディングが欠けたりもします)
詳しくは、こちらをどうぞ。 https://www.jtc.or.jp/faq/q7.html
できれば、平面で継ぐのではなくて、入隅などコーナーで張り分けるようにすると
挙動がX方向、Y方向で直行し緩衝できますので、そのようにすると良いのでは
と思います。
(もちろん、下地サイディング裏にシールが切れても内部に入らないよう、コーナー材は必要です。)
ご参考になれば幸いです。
コストのことは、もちろん変わると思いますので、工務店さん、設計者さんにご相談ください。
回答専門家
- 浜田 肇一
- ( 福井県 / 工務店 )
- 濱田建設株式会社 代表取締役専務
パッシブZEHで、エコで長期に快適に暮らせる住まいを
福井県・滋賀県近郊で、パッシブデザインのZEH住宅を手がける設計工務店です。時を経てライフスタイルが変化しても、各空間の用途を自在に変えられるのが大きな強み。自然エネルギーも最大限に活用し、低コストでエコな暮らしをサポートします。
(現在のポイント:-pt)
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