対象:新築工事・施工
注文住宅を建築中ですが、先日、現場でガルバリウムの外壁をよく観察したところ、素人目にみても雑に思える箇所を多数発見しました。知り合いの板金業者様に画像を確認してもらったところ、プロの仕事ではない、やり直してもらうようにと助言されました。施工した業者は屋根も手掛けており、施工不良による諸問題が発生しないかと、とても心配です。
元請会社は、再度足場を組み、屋根のチェックを行い、外壁に関しても不良箇所はやり直す等の対策をとるとの回答でしたが、同じ施工業者が作業にあたるだろうし、何より表面的な屋根や外壁のチェックだけでいいのか等々不安でいっぱいです。
最善の方法を模索しております。助言いただければ幸いです。
https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-2bytwga56ghtngsv7n3dawc64y-1001&uniqid=c7bf83b3-1939-4314-84dc-59b780bbac4b
あきちゃん1972さん ( 和歌山県 / 男性 / 45歳 )
回答:1件
深澤 熙之
建築プロデューサー
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外壁施工の不備について
写真を見ました。これは見た目の問題だけではないですね。
写真の状況から見えるところですらこのようなあり様であれば、目に見えないところもどのように工事をしているかわかりませんね。
おそらく板金工事の見習いがやったような感じですね。
金属サイディングの外壁材を施工する場合はもっと大事な事があります。
住宅の外壁の構造における雨仕舞い(雨漏りがしない住宅)及び住宅内の湿気対策は外壁裏面に住宅内から出てきた湿気は外へ排出されるような構造になっていないとなりません。
24時間システムに頼ってはなりません。外壁の構造が内部の湿気が外へ出てこないように気密性が高くなってしまったら、住宅内部の湿気対策に問題が起きますので、そういった事がわかっている工事現場監督者がしっかり職人に指導をして工事を監督しないといけません。
きちんと資格を持っている、施工管理技師の資格のある現場監督者で、しかも外壁部分の湿気対策のわかるものやまた、一般消費者に住宅内部の湿気対策は外壁の構造が一番大切な部分と言う事がわかっている現場管理者に監督させて、工事をやり直しさせるべきです。
仮に外壁部分はコーキングでしっかり埋めて、外からの雨漏りと外壁を気密性を持たせる事が正しい工事だと思い込んでいる現場責任者やその会社の代表がそのような考えで、住宅の新築工事をさせているとしたら、このような外壁の工事の方法では将来、結露やカビなどが出てしいまうのでないかと心配になってきます。
外からの雨水をコーキングで入らないようにする事が正しい工事だという考えで新築工事をしているとしたら、大きな間違いです。
雨漏りをしなくて、しかも住宅内部の湿気対策の大事なポイントは外壁の構造です。
また、細かい部分における細部まで、雨仕舞いの問題や湿気対策を考えて、細心の注意をはらって工事をしなければ、大変な状況になってきますので、よくよく慎重に、今これから手直しをしようとわかっている外壁の事をわかっている、責任者である会社の社長または現場管理者がその点を良くわかっていないといけませんので、どのような外壁の構造になっていれば、湿気対策及び雨仕舞いの良い外壁の構造なのか?まず聞いた上で、そしてどのように手直しをするのか?工事の手直しの方法を確認して下さい。納得のいくような回答がでなければ、納得いくような答えが出るまで何度も聞いて下さい。
素人である一般消費者である施主様にその点について充分にわかるようにまた目からうろこのようにわかりやすく説明できるような責任者及び現場監督者でないといけません。
私は新築住宅における、今の外壁工事のあり方に過去の経験(雨漏り、カビ、結露)から、疑問を持っている考えなのですが、この場でその部分を出すと、ハウスメーカーさんや工務店さん等の誹謗中傷になりかねませんので、この場では差し控えさせて頂きます。
見えるところだけが綺麗に仕上げてあるだけでは。。。問題解決になりません。
大切な財産を守る外壁ですので、請負者の言いなりにはならない事です。。。
評価・お礼
あきちゃん1972さん
2018/01/22 08:31ご回答いただきありがとうございます。24時間換気以外に内部の湿気の逃し方を考慮しなければならないのですね。高気密高断熱を売りにしている元請なので、不安です。とにかく、その辺りも確認します。一応、近いうちに、計画提示があると思います。一生に一度の買物なので、後悔のないようしたいと思います。
深澤 熙之
2018/01/22 10:40ご評価ありがとうございます。
屋根のほうも金属ルーフのようですね。屋根金属ルーフも雨漏りがしないように雨仕舞いが良い状態になっていないといけません。
屋根の裏側(金属ルーフとその下に設置してある防水シートの間に外から入り込んだ雨水が水はけが良い状態になっていないといけません。
チェックするポイントは 屋根が切妻タイプ(妻側が三角の形になっている部分)の場合、棟から軒側へ侵入した雨水が流れるのですが、その部分が水はけが良い状態になっていないと雨漏りの原因になります。それには勾配(屋根の角度)が急な角度のほうが水分の通り道部分の水分の流れが速いので、防水シートの屋根固定釘の穴か下に浸みこみにくく、そのまま軒先の雨樋まで水分の流れが止まる事なくスムーズに流れて乾燥しやすい環境になっていれば、雨仕舞いが良い状態と言えます。
また、けらば側(妻側)のケラバ部分の金属ルーフの下に金属ルーフの外側部分(ケラバカバー)から金属ルーフ中に侵入した雨水を受けられるようにケラバ下に金属の捨谷板がきちんと良い状態(雨水がしっかり受けられるように)に設置してあり、その捨て谷板の軒先側の横雨樋の外部側に水分が排出されるように、また水はけが良い状態にしておく事が大事です。
その捨て谷板が棟側から軒先側に一本の捨て谷板で設置してあり、ケラバ側の末端の軒先側から除いて、その捨て谷がきちんと設置してあるかどうか、チェックする事も大事です。
特に、妻側ぼケラバが軒先まで一直線ではなく途中、90度に折れて、20センチくらいの位置でまた90度近くに折れて軒先までのケラバになっている形状部分にこの捨て谷板が軒先迄届いていないと言いいますか、途中で捨て谷がきちんと設置(見えない部分)されていない事がありますので、軒先側の面から屋根裏のケラバ部分の下に捨谷板がきちんと設置してあるかどうか、チェックする事が大事です。(捨谷板の棟側から流れてきた雨水が軒雨横樋に雨水が受けられるような位置まで捨谷板が延びている位置にあるかどうかというところをちぇクをされたら良いかと思います。)
(現在のポイント:-pt)
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