対象:インプラント・歯科口腔外科
抜歯後の選択肢について
こんにちは。
長野県上伊那郡くらた歯科医院の倉田です。
ブリッジの支台となっていた歯が保存できないということであれば、その後の選択肢としては
・インプラント
・部分入れ歯(取り外しするタイプ)
・何も入れずに放置する
といったものがあります。
ケアが最も必要ないものとしては何も入れないことが一番ですが、その際には咬み合っていた歯が伸びてきて抜歯としなくてはならなくなったり、残っている他の歯に負担がかかって他の歯の寿命を縮めてしまいます。ですから今後のことを考えると何も入れずに数十年過ごしていくというのはあまり得策ではありません。
まずは部分入れ歯を試してみてはいかがですか?当然違和感もありますし以前よりは不都合なことが多いですが何もいれないよりはお口の健康を維持するためには効果があります。
歯を失ってしまった場合には将来を考えると「さほどケアが必要ない」ものはありませんので、まずは入れ歯を試してみて、インプラントを検討するなり自己責任で何も入れないという選択肢を選ぶなりしてみたらいかがでしょうか?
歯に限らず自分の体でも車等でもケアやメンテナンスが必要ないものはありません。かかりつけの先生と今後の方針についてよく話し合い、それぞれの方法のメリットデメリットを理解したうえで選択されたらと思います。
長野県上伊那郡 くらた歯科医院
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回答専門家
- 倉田 友宏
- ( 長野県 / 歯科医師 )
- 倉田歯科医院 院長
長野県でインプラント治療を中心にお口の健康をサポート
虫歯・歯周病治療からインプラント、レーザー治療、メタルフリーの審美治療まで幅広い治療で患者様に多様な選択肢をご提供しています。2014年からは地元の長野県でお口の健康をサポート。健康な歯を長く使っていただくため、予防に力を入れています。
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この回答の相談
下の奥歯は、以前治療して神経を抜いて、半分かけた状態でブリッジでなんとか維持していましたが、
今回、レントゲンを取ったら虫歯が発生していることが分かりました。
歯科医に相談したら、抜歯してイン… [続きを読む]
たまごさんさん (東京都/36歳/男性)
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