対象:ペットの医療・健康
ビーグルのアレルギーについて
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ペット行動コンサルタント SENDAの獣医師 千田純子です。
痒いとわんちゃんもかなり辛いですし、見ている飼い主さんも辛いですよね。
1. 花粉だけでなく、接触でも反応が出ますので、注意が必要です。
2. 症状が出ている間はアレルゲンを含んだ食物は避けたほうが良いでしょう。
3. どんな食物にでも毎日たくさん食べているとアレルギーになる可能性があります。
4. 一般的にヨーグルトや納豆は腸内細菌のバランスを良くして、免疫機能を整えると言われています。私の愛犬もヨーグルトを与えていますが、毎日ではありません。時々与える程度で、ラブラドールは13歳で死ぬまで、16歳のパピヨン、10歳のヨーキーもアレルギー無しに元気に暮らしています。
アレルギーの発症は確かにアレルゲンを食べたり、接触したりすることですが、食べ過ぎが大きな要因になっていることがあります。どんな食べ物も食べすぎると害になります。適正体重に落としたら、アレルギーが改善したケースを多く経験していますので、試してみてはどうでしょうか?
評価・お礼
ここあパン さん
2015/11/27 15:47
ご回答ありがとうございます。
どんな食物でも、同じものを食べ続けることでアレルギーになるとは知りませんでした。
体重は適性をキープする様に気を付けていましたが、アレルギーに関しては特に気にせず、毎日決まった食物(フード以外のヨーグルトやリンゴ、キュウリなど)を与えていました。
フードに含まれる麦・米等の見直しも必要かと思いますが、これからは直接のアレルゲンや抗原交差性のある食物だけを注意するのではなく、同じものを食べ過ぎないという部分に関しても注意していきたいと思います。
散歩については、田舎に住んでいることもあり、どうしてもイネ科植物やタンポポ、ブタクサに触れないルートが存在しません。(自宅も河川脇です。)
完全に避けることは出来ないのですが、出来るだけ直接触れないよう、また帰宅時にはタオル等で拭いてあげるなどの対策を取りたいと思います。
アレルギーと言われても、最初は何をどう対処して良いのか分からなかったのですが、詳しく教えて頂いたお陰で、これからの対応を考えることができ大変助かりました。
本当にありがとうございました。
回答専門家
- 千田 純子
- ( 千葉県 / 獣医 )
- ペット行動コンサルタントSENDA
科学的な理論を基に人と動物が共生できる方法を提案します。
ペットの犬や猫の問題行動の予防や改善のためのコンサルテーションや個人トレーニング、グループトレーニングを行っています。当しつけ教室の卒業生には、老人福祉施設や病院、緩和ケア病棟でセラピー犬として活躍しているワンちゃん達もいます。
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この回答の相談
2歳半のビーグル(オス)のアレルギーについて質問です。
身体の痒みがひどく、痒い場所を舐めたり歯を使って掻いたりしているため、傷になる程ではありませんが、その部分の毛がかなり薄くな… [続きを読む]
ここあパンさん (新潟県/38歳/女性)
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