対象:ペットの医療・健康
RE:避妊手術の傷跡
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使用された縫合糸の種類にもよりますが、吸収性の縫合糸が完全に吸収されるまでは、早いものでも60日ほどかかります。
避妊手術が行われたのは約3週間前ということですので、皮下や腹膜を縫い合わせた糸の結び目が残っており、それらが皮膚の上から触れる状態であるという可能性も十分考えられます。その場合、2~3ヶ月でしこりは次第に消失していくと思われます。
しかしながら、ミニチュアダックスフントは、縫合糸反応性肉芽腫という病気を起こしやすいことが知られています。縫合糸というものは、体にとっては異物です。そのため、どんな犬でも術後の縫合部位には、多かれ少なかれ炎症反応が起きますが、自然におさまっていきます。しかし、犬の体が糸に過剰に反応してしまうと、手術から数ヶ月~数年後に、肉芽腫という硬いしこりが、体の表面やお腹の中にできてくることがあります。
今後、しこりが大きくなってきた場合や、元気・食欲がない、嘔吐・下痢などの症状が見られた場合は、動物病院を受診されることをおすすめします。
評価・お礼
はにーみるたん さん
2014/12/22 11:44
大変分りやすい説明ありがとうございます。
その後、おかげ様でしこりはあまり気にならなくなりました。
今度新たな症状が出るようでしたら、受診しようと思います。
本当にありがとうございました。
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