食生活のコントロールの難しさ
一年間で20kgお痩せになるなんて、凄い努力をされましたね?
でも半年で10kgお戻りになるという事は、元々太り易い体質をお持ちの様に思います。
そういう方は、元々お好みの食生活が、
★元々太り易いものを、好んで選んで食べている
★食事の内容が偏り過ぎている
★量が多過ぎる
という事があるのではないでしょうか?
ちなみに今からお話しするのは私の経験なので、ご参考になるかどうかは分かりませんが、食生活に付いてお話ししてみます。
私は7歳の特にバレエを始め、高校生の時からプロとしてバレエ団などで活躍してから、ずっと毎日毎日欠かさず、過酷な運動でもあるバレエのレッスンやリハーサルを(5年ほど前に引退するまで)、何十年も欠かした事がありませんでした。
つまり、人生が日々アスリートの様な、激しい運動(バレエのレッスン)と共に有ったと言って良いでしょう。
ですので、引退を決めた時に「レッスンをしなくなったら、自分の体はどうなるのだろう?太ってしまうのではないか !?」と、正直とても不安でもあったのです。
引退を決めたのは、長年バレエで肉体を酷使し続けて来た事によるもので、背骨と背骨の間が擦り切れて神経を圧迫する様になった為 (云わば職業病) だったので、可動域の激しいバレエはもうできない状態でしたから、運動というものを全くしなくなりました。
長年「太ってはいけない」職業でもあったので、常に痩せていましたし、又常に「食べ過ぎてはいけない」意識で食事をして来た反動か、引退した後の2年間は、それまでに無い自分の食欲というものに悩まされました。
つまり「食べても食べても、まだ食べたい」とか「常に食べ物の事を考えてしまう」様な、ちょっと異様な状態というのが続いたのですね。
それは、長年激しい運動で、常に体が痩せていた事による一種の「飢餓状態」のせいなのか分かりませんが、その後私の人生で初めて、薄らとした皮下脂肪が全身に付きました。
私はその経験から「肉体の反動の凄さ」というものを経験したのです。
そうなると、或る意味「食生活」というものがストレスにもなって来る訳じゃないですか?
でも私は「食べない」という事はできない食いしん坊でもあるので(笑)、「安心できて、満足もできる食生活」というものを、今一度見直しました。
それがマクロビオティック(玄米菜食)です。
私は若い頃に、足の怪我を治したくて「体質改善」の為に「玄米菜食」を実行した結果、みるみる痛みが取れて、そしてみるみる健康的に綺麗に痩せた経験が有ったので、それを又やってみようと決めました。
幸い私は自炊が好きなので実行できるというのがあり、続くのかもしれませんが(マクロビオティックは自炊しなければ、不可能な食生活です)、
お陰様で今は異様な食欲も治まり、運動はヨガ的なストレッチをするくらいなのに、全く太る事もなく、少し食べ過ぎても調節すればすぐ元に戻るという体質を維持できています。
そして気付くと、背骨から来る腰の痛みも、年齢による細々した気になる身体の不調も、いつの間にか無くなってしまいました。
ですので、もしかしたら、ななさんも、ちょっと「ベジタリアン」的な食生活をされたら、効果テキメンなんて事もあるかもしれません。
ちなみに続けるコツですが、日々「玄米菜食」をベースにするのですが、時々「どうしても食べたい!」というものが出て来る時は、我慢し過ぎないで「少量食べる」という事を基本にしています。
以上、何かご参考になる部分があれば幸いです。
補足
もし本気で「ベジタリアンしてみよう!」と思われた場合、本などでキチンと勉強されてから始められる事をお勧め致します。
マクロビオティックも色々な本が出ておりますが、私のお勧めは、「中 美恵」さんの本などがご参考になるのではと思います。
ちなみに「自己流ベジタリアン」は、逆に健康を損ねる場合があると思います。
回答専門家
- 大園 エリカ
- ( 東京都 / ダンスインストラクター )
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年
(現在のポイント:-pt)
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