投薬するときに大切なこと
野性的で暴れる猫の口に、注射器を使って投薬しているのは、逆にすごいと感心しました。
それはかなり大変でしょうに!
注射器であげている、ということは、粉状の薬をシロップかなにかに混ぜて投薬している、ということですね?
投薬するのにいちばん大切なのは、その薬を飲ませるためには手段を選ばなくていい、ということです。一番やりやすい投薬方法は、その子の好きなものと一緒に食べさせること。
まず手始めに、もしその子がいつも食欲あるのであれば、薬をごはんの中に入れてみてください。ドライフードであれば、その中に一緒に薬も入れて(ふりかけて)あげてみてください。
もしその薬を入れることでごはんを食べなくなるようであれば、ウェットフード(缶詰)を使います。まるまるひと缶あげなくても、その薬がまぶされるくらいの量でもかまいません。ドライフードの上にトッピングする感じで薬がブレンドされたウェットフードをのせてみてください。
もう一つ補足。もしその子がちびちびと24時間かけてごはんを食べるような子であれば、これからは時間を決めてごはんをあげるようにしてみてください。投薬はだいたい1日2回くらいでしょうか?であれば、朝と夕と二回、量を決めてあげることです。できるなら、あげる際に(まだお腹空かせているうちに)薬ブレンド部分からあげ、必ず投薬作業を完了させるのがいいかもしれませんね。
獣医さんに「この病気なら他のものを食べさせちゃいけません」と言われたとしても、それは「過度に食べさせてはいけません」という意味。もちろん一概には言えませんが、投薬するための少しくらいなら、全く問題はないはずです。
回答専門家
- 橘 和子
- ( 北海道 / しつけインストラクター )
- 1/2 Hounds 代表
犬のために。人のために。
動物看護師時代に培われた医療及び介護や行動学、訓練の知識やスキルを活用し、会員にはあらゆる情報を惜しまず提供。「大自然の中で犬が犬に戻る時間」や「飼い主の心をサポート、そして犬の心をケアするサポート」に、ホテルや託児などを提供している。
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