対象:住宅資金・住宅ローン
回答数: 4件
回答数: 3件
回答数: 2件
柴垣 和哉
ファイナンシャルプランナー
-
住宅ローンの資金計画について
- (
- 5.0
- )
まっくす様
はじめまして。
柴垣FP事務所の柴垣と申します。
http://fp-shiba0315.jimdo.com/
近年は住宅ローンの借入金利も低水準ですので、今の内にローンを組んでおこうか迷われるのは当然ですよね。
私のアドバイスが少しでもまっくす様の資金計画の参考になればと思います。
さて、「資金計画はどのようにすれば一番いいのか分からない」についてですが、一番いいかどうかは人それぞれだと思いますが、一般的には住宅ローンを組む際の注意点は以下になります。
・住宅ローンの毎月返済額は年収の20~25%に抑える。(年収320万円の方の場合は、5.5万円~6.5万円)
住宅ローンは金融機関が「貸してくれる額」ではなく「無理なく返済できる額」を目安に組むのが無難だと思います。
・住宅ローンは60歳までに完済できるように組む。
定年後は年金を受け取るまで貯蓄を取り崩して生活する可能性が高いのが現状ですので、将来の家計への負担を減らす為にも定年前に完済できるように計画を立てるべきだと思います。
・頭金は物件価格の3割を準備する。
住宅購入時は購入価格の1割ほどの諸費用がかかってしまいます。また、購入してすぐに物件の価値は2割ほど下がってしまうことが多いです。(物件価格には人件費や利益が上乗せされて販売されているため。)
そうすると将来返済が厳しくなり住宅を売ろうとしても、物件の売却価格よりローンの残債の方が多くなってしまいローンが借金として残ってしまう場合があります。(「担保割れ」と言います。)
・借入金利は全期間固定金利で借り入れする。
変動金利の方が借入金利は低いですが、長期固定にすることで返済計画が立てやすくなります。
例えば、借入金額2600万円、30年返済、借入金利1.75%で借り入れた場合、
毎月返済額 約93,000円
総返済額 約3347万円(うち利息約744万円)
となり、少し家計への負担が重くなるのかもしれませんね。
ほかにも住宅を購入すると毎月の返済額以外にも固定資産税評価額や火災保険など所有する費用も別にかかってきますので、確認はしておいた方がいいと思います。
今後の家族構成にも変化がないのかも重要な点です。
また「義父も同居するので、月々の返済を工面すると言っている」とのことですが、お義父様も年齢が年齢ですので工面してくれる金額は資金計画には入れずに考えられるほうが資金計画は立てやすいのかもしれません。
あくまで目安としてお伝えしましたが、以上のことを踏まえたうえでお考えいただければいいのではないかと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
評価・お礼
まっくす さん
2014/07/30 21:32
非常に分かりやすく教えて頂きありがとうございます。
やはり頭金は必要ですよね。
ただ今後は消費税もアップしますし、少し焦っていたのかもしれません。
ありがとうございました。
(現在のポイント:3pt)
この回答の相談
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A