対象:リフォーム・増改築
中舎 重之
建築家
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事務所兼社員寮のリフォーム
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- 5.0
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当方は神奈川県で、木造建築の耐震補強の設計・監理を仕事にしています。
1階の耐震性能により、結論を記します。
福岡県に建築基準法に定めている、気象庁震度5強の地震が起きなければ、OKです。
此の建物を、建築基準法で必要されている耐震強度の最低ラインを守るならば、NGです。
略算ですが、此の建物の1階の必要耐力は、107kNです。
計画案の存在耐力が、X方向で12kN、不足が95kNです。
Y方向が35kN、不足が72kNになります。
計画自体が耐震性能から見ると無謀と言えます。
1階のプランと2階のプランを入れ替えれば、OKです。
以上です。 2014.7.26 中舎重之
参考に、当方のホームページを見て下さい。
スーパーフレーム「やすらぎ」にて検索できます。
評価・お礼
hirobuta さん
2014/07/28 09:55
ご回答ありがとうございました!
参考にして再度検討してみます!
中舎 重之
2014/07/28 10:28
リフォームの言葉には、簡単な内装工事のイメージがあります。
柱や壁を取り除く工事は、内装の範囲を超えています。
意匠設計事務所が担当すると、お客様の満足度が優先されて、
木造の構造の基本を忘れると思われます。
木造の基本とは、地震に対しては、柱は頑張りません。
壁が全ての地震力を負担します。ですから耐力壁を合理的に配置すべきなのです。
慎重に検討をして下さい。
2014.7.28 中舎重之
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