対象:お金と資産の運用
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積立型投資信託の利用方法について
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ロデタン様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
ご質問の件、余裕資金で、長期間積立するお考えとのことですが、具体的に、何年間は、使わなくて済む資金なのかを、まずは、キャッシュフロー表(CF表)を作って把握された方がよいと思います。
CF表とは、人生の資金繰り表のことです。
例えば、15年間は、使わなくて済む資金ということであれば、その間は、乱高下があっても、ゆったりどっしり構えて、見ていられるわけです。
運用可能期間は、長ければ長いほど、余裕を持てますので、その分、大きな価格変動も受け入れられることになります。
例えば、新興国株式ファンドのように、期待リターンが高めのものは、価格変動も大きいです。
そのようなタイプの投資信託を組み入れる場合は、運用可能期間が長めの資金を入れることがポイントです。
その上で、その資金の目標リターンを設定してみてください。
できれば、CF表上の将来の必要資金を見ながら、エクセルのFV関数などを使って設定することをおすすめします。
一般的な投資信託であれば、年平均3%~7%くらいを目標とするのが現実的です。
この数字は、毎年必ず、金利のように付くという意味ではなく、あくまで、平均リターンです。
さて、そこで、お悩みのこまめに利益確定をした方がよいか、ですが、あくまで、上のような計画をベースに考えた方がよいです。
もし計画がなければ、今から作るべきと思います。
仮に、現状、目標リターンを大幅に上回っているようであれば、一部利益確定も良いと思います。
いったんお休みですね。
一方、まったく目標リターンに到達していないようであれば、たびたび利益確定してしまうと、目標にたどりつけません。
山登りと一緒で、事前の計画と、それをベースにした感情のコントロールが大事です。
評価・お礼
ロデタン さん
2014/05/04 02:38ご回答ありがとうございました。具体的な計画等は一切立てたこともなく、正直面倒だと考えてしまいます(笑)もう少ししっかりと向き合うきっかけにしてみたいと思いました。本当にありがとうございました。
森本 直人
2014/05/04 15:47
ロデタン様、評価・コメントありがとうございます。
具体的な計画の件、もちろん、どうするかは自由ですが、私は、投資信託は、効果は高いが副作用の強い薬と一緒と思っています。
なので、できれば、計画の中でリスクを管理していただくことをおすすめします。
例えば、過去5~6年間をみると、リーマン・ショック、欧州債務危機などの時に、慌てて損失を確定させてしまった方も少なくなかったようです。
ですが、計画通りにリスクを管理できた方は、結果として、ほとんどのケースでプラスの運用が出来ているという実績もあります。
投資信託は、10年、20年のような長期計画の中でリスクを管理すれば、安全に利用していただけるかと思います。
ご参考としていただければ幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
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お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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