出来るだけ早く逃げてください

はたこ様

初めまして。
夫婦問題カウンセラーの高草木陽光（たかくさぎ　はるみ）と申します。

大変お辛い状況ですね・・・
恐怖の毎日で精神状態も不安定になりがちだとは思いますが、そんな中で”逃げる”ことを決心されたことは大変勇気がいったことだと思います。

このままの状態ですと、はたこさんはもちろんのこと、お子さんの身の危険も考えられます。

出来れば、夏休みまで待たずに今すぐにでも逃げた方が宜しいかと思われますが、お仕事のことやお子さんのことなど準備しなければならないことがおありになるのでしょう。


夏休みになるまでの約３ヶ月間を「準備期間」として、無駄にせず有効に使っていく必要がありますね。

まずは、決行する日（Xデー）を決めて、逆算しながら計画を立てることが大事です。
今日からでも出来ることは早速行動に移してください。

何よりもDVの証拠集めは必須です。
ケガをした時の写真・病院の診断書・暴言の具体的内容の日記（録音）等。
以前に病院に行かれたことがあるのなら、過去の診断書も作成してくれると思います。

離婚するに当たって養育費や慰謝料を請求する場合に必要になるかも知れない、ご主人の「給料明細」「源泉徴収書」「通帳のコピー」等も今のうちに手に入れておいた方がいいでしょう。
離婚の同意が得られず長引きそうな場合、別居中に「婚姻費用」を請求する際にも役に立ちます。

「夫の暴力」について警察署に相談に行っておくことも大事です。
”相談した”という実績を残すことで、いざという時に動いてもらいやすくなりますし、後に裁判になった時は、はたこさんにとって有利になります。

それと、信用できる「協力者」をつくっておくことです。
ご主人関係に、話や行動がもれない”信用出来る人”
はたこさんのお友達、ママ友、会社の同僚など・・・


夏物の洋服や、現在使っていないもので大事な物は、今のうちから少しずつ実家へ送るようにしてください。
大きな荷物や、日用品はそのまま置いて行く覚悟をしてください。

近所に住む義理両親に怪しまれないようにするためには、最新の注意が必要です。
宅急便のトラックが頻繁に荷物を受け取りに来ても怪しまれてしまうので、自分で業者に持ち込んだりすることもした方がいいですね。

荷物や大事な物は、お友達に預けて、お友達の家から実家に送ってもらう方法もあります。

離婚調停を申し立てる準備も必要です。
家を出る直前か、実家に帰った後など、タイミングをみて申し立てをしましょう。


その他、お子さんの転校の手続きなども含め進めなくてはいけないことが沢山あるかと思いますが、穏やかで安心出来る日常を取り戻すことを目標に負けないで欲しいと思います。


＞夫は、怒らせるお前が全部悪い、俺が精神的暴力を受けている方だ。と言います。もし、離婚したいといっても、悪賢い親子ぐるみでこちらが加害者扱いにされ慰謝料請求しにかかってくるのではないかと恐怖もあります。
↓
何を言われようが、弱気になる必要はありません。
言い逃れできないくらいの「証拠」を集めましょう。

心配であれば、一度弁護士に相談してみるだけでも安心出来ると思いますよ。


とにかく、お身体には充分お気を付けくださいね。
良い方向に進むことをお祈りしています。