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三島木 英雄

三島木 英雄
ファイナンシャルプランナー

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仕組み預金、外債の見た目に注意を

2014/02/14 18:24
(
5.0
)

うさ子様

投資商品選定にてお考えとのこと、ご提示されている商品の比較という前提で
助言させて頂きますと、

まずそれぞれの投資商品は年率表示です、「MMFは期間の拘束がない」ので
今後市況がよくなり新しい投資先に移行する際にとても楽ではないでしょうか。

MMFよりも高利率なのは債券、条件付き預金ですが
この二つの弱点は「投資期間の拘束」だと思います。

余裕資金かと思いますが、今後より良い投資先ができた時に動きが取りにくくなります。
それを考慮して、条件付き預金を3ヶ月でまわして行くと考えてみますと
実質金利は1.255%しかありませんし、通貨受け取りも状況により、、、という事になりますので
あまり大きな魅力は感じられません。

またオーストラリアの政策金利は現在2.5%です。
これを上回る債券に関しては「期間的な拘束」があると思います。
ご提示頂いている債券ですが、期間は何年でしょうか?恐らく5年程度ではないのか?
と思います。

債券、仕組み預金は「見た目の利率」が良く表現されることがありますが
実際にそのパフォーマンス得られるかには疑問が残ります。

個人的な3つの商品比較、オーストラリア、今後の投資ということを考えますと
MMFがベターな商品と感じます。

うさ子様のご参考に少しでもなりましたら幸いです。



株式会社FPリサーチパートナーズ
http://www.fp-research.jp/

MMF
通貨
オーストラリア
債券
株式

評価・お礼

うさ子 さん

2014/02/14 20:19

ありがとうございます。すみません。もう少し教えて下さい。
条件付き預金は実質金利は1.255%とはどういう計算になりますか?
年利5%ですと実年利4%になるかと思いますが。
MMFは、為替手数料が引かれてしまうともっとすくなくなると思うのですが。。。

投信の変わりに条件付きで、3ケ月で5%を継続してまわしていくのはどうでしょうか?

三島木 英雄

三島木 英雄

2014/02/15 21:09

ご評価頂きまして有り難うございます。

この3つの比較は捉え方で大きく異なりますのでご容赦下さい。
債券・仕組み預金の利率が高いのは「時間的拘束」を取る事により
約束された利率で支払いがなされても「為替差損」で益が吹き飛んで
しまうという点です。

その上でMMFがベターと考えております。

仕組み預金は為替不利時(下落時)豪ドルですから豪ドルの下落が
切り返す前提でなければなりません。商品説明にも記載があるかもしれませんが
「お客様に不利な外貨」を得て頂く変わりに通常より高金利を提供しているのが
仕組み預金の基本的な考え方ですので、その辺りはご注意をお願いします。

実質1.255%につきましては3ヶ月で考えた場合になります。
3ヶ月で豪ドル償還が続くトレンドでは、為替差損で利率は意味をなさない
状況になろうかと思われます。

商品担当者に詳しくリスクにつきましてお尋ねされるよう、お願いいたします。

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この回答の相談

MMfと外債と条件付き預金

マネー 投資相談 2014/02/14 14:23

豪についてですが、
豪MMf1.9%と
豪外債4.4%
条件付き預金5パセント(ANZ  http:… [続きを読む]

うさ子さん (大分県/45歳/女性)

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