対象:家計・ライフプラン
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池田 弘司
生命保険アドバイザー・ITコンサルタント
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大学の考え方
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現状からシミュレーションするとしても、15年後にもなると状況が大きく変わっているかもしれません。不確定要素が大きいので、『確実な方法』というものはないと思います。
それに、これから子どもにお金がかかるのに『リストラ!』ということで、思いもよらぬことになることもあります。(苦笑)
大学の考え方ですが、大卒で雇用された方の収入は、中卒並みから高給取りまで様々です。大学のランクと、自分自身の努力の影響が大きいかなと思います。学歴は職業に就くキッカケで、職業による収入の限界があるのだということですね。
工業高校卒業後会社を興し、社長として活躍されて企業を成長させている方もおられます。それを考えますと、大卒だから必ずしもいい給与を得られる…ということは限らないと感じております。
さて、大学費用は全額準備してあげるのが理想のように言われていますが、必ずしもそうではないのではないかとも思っています。
アメリカではたとえ富裕層であっても、高校生からアルバイトをさせるそうで、社会人としての経験やお金の考え方を身につけ、将来の仕事に活かすのだそうです。
日本では高校生は原則アルバイト禁止ですが、大学生ならある程度はアルバイトさせることも出来るのではないでしょうか。その経験が、企業選びに役立つかもしれません。
過日、ある大学生を話す機会があったのですが、ちょっとした事業をしているようで、学費程度は自分で稼ぐということを実践されておりました。感心してしまいました。
全額親御さんが負担するのは理想ですが、可能であれば自分で収入を得ることをさせてもいいのではないでしょうか。
半分は親御さんで準備し、あと半分は子どもさんの収入と奨学金制度の活用など、考え方はたくさんありますので、方法論はいろいろあるかと思います。
お子さんによっては、『大学に行かない!』と決断する場合もあるかもしれませんし。
看護士で定年無く働けるようでしたら、老後資金の為の貯蓄のハードルが下がるかもしれませんね。是非がんばってください。
定年がある場合、次の仕事は何をするか考えておかなければなりません。
お子様は一人より二人ほうが、自分たちの老後において何かと一人だけに負担が集中することが避けられるのではないでしょうか。そういった点でも考慮されるとよいと思います。
金銭的なことは、詳細なコンサルティングが必要ですので、あえて考え方だけ述べさせて頂きました。
ライフプラン表と将来想定されるキャッシュフロー表を作って、毎年チェックするようにすれば、やたらと不安にならずに問題が明確化されると思います。ただし、正解というものはありません。出来るだけよい選択をしていくか、ということだけですよね。
現在の50代から下の世代は、ライフプランニング・ファイナンシャルプランニングは必須だと思います。ご興味があればどうぞ。
評価・お礼
かおりん55 さん
2014/01/14 05:40
池田先生、ありがとうございます。
本当に、未来は何が起こるか分からないですよね。確実なことは何もないですが、出来る準備はしておきたいと思いました。
子供のことをちゃんとみてあげたい、もう1人子供を産みたいと思います。
キャッシュフローとかキチンとやって、むやみに不安にならない生活を送りたいです。
それに、大学の費用のことや大学の考え方、非常に勉強になりました。
自分の力で生き抜く力を付けてくれたら嬉しいです。
まだまだ子育ては始まったばかりです。
後悔の無いように、今しかできないことを頑張りたいです。
池田先生、本当にありがとうございました。
池田 弘司
2014/01/14 10:41
ありがとうございます。
私のホームページの
【ファイナンシャルプランニング】→【知っておきたい資金】
に、統計値や一般的な考え方をまとめてあります。
個々の価値観や事情によって異なりますが、参考になればと思います。
http://himeji-ikeda.com/
(現在のポイント:-pt)
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初めまして。
私は39歳パート勤務、年収103万円以下です。
夫は42歳で年収450万円、子供が1人2歳8か月です。
もう1人子供が欲しいのですが、2人とも大学に行… [続きを読む]
かおりん55さん (神奈川県/39歳/女性)
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