対象:不動産売買
回答数: 1件
回答数: 2件
回答数: 1件
投資マンションの行く末
- (
- 5.0
- )
アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。
さて、ご質問の件ですが、順を追ってお伝えしたいと思います。
まず、売却について。
こちらはまず、物件のきちんとした調査をもって判断すべきでしょう。
例えば、市況の価格がどうなっているかを的確に把握し、損切りしても売った方がいいか判断することをお勧めいたします。
次に、繰り上げ返済について。
投資用のローンでは、繰り上げ返済の際にぺナルティが科せられる場合がありますので、金消契約などの確認が必要です。
また、どちらの物件が適切かも物件の現状を見てからの判断になります。
ちなみに、保証料とは保証会社が保証人代わりになり、その手数料を指すとお考えください。
最後に今後の件について。
将来、子どもさんに譲るにしても、収益が上がっていればいいかと思います。
また、生保代わりとはいえ、通常の生保のように一時金が入るものではありませんし、物件を換金するにもすぐと言うわけにはいきません。
資産維持にコストがかかり過ぎると、かえって重荷になりますね。
以上が概ねの回答になります。
当方では、ご自身同様と同じお悩みで全国から数多くのご相談をお受けしております。
投資用不動産のサポートでは、中立的な視点により投資用所有不動産を客観的な指標で調査し、現状継続するか、改善策のご提案による維持継続、もしくは適宜売却かを総合的に判断しております。
これは、将来の収益が確保可能か、もしくはその損失を最小限にすることを目的としているものです。
不動産の売り買いや賃貸契約などの良し悪しは、アカデミックな理屈では通用しない場合が多く、その地域での商習慣や地域性を踏まえた見極めが必要でしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。
尚、個別のご相談や詳しい説明をご希望でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。
■お問い合わせフォームはこちら
http://navi.nikkori-house.jp/anesisplan/tabid/93/Default.aspx
■コラム「不動産投資は儲からない??」
http://profile.allabout.co.jp/pf/t-teraoka/c/g-16778/
■「不動産投資に関するお悩み個別相談」はこちら
http://profile.allabout.co.jp/s/s-3716/
アネシスプランニング(株)
http://navi.nikkori-house.jp/anesisplan/
電話:03-6202-7622
メール:info@anesisplan.co.jp
評価・お礼
shiobay さん
2013/01/31 11:06
ご回答誠にありがとうございます。
客観的、かつ漠然とここのところ不安を抱えていた中で少し希望を持てるような文面、大変ありがたく参考になりました。
どうやらそもそも私がこうした投資マンションに手を出すことの根本的なスタンスが通常と違っていたいたようです。当時の営業から訴求されたのは「節税対策」「いずれ何かあった時の資産」で、私自身全くこの物件で「収益」を上げようとする気が皆無だったのです。なにより「家賃保証」を業者から担保されたことでローンとの差額を払いさえすれば生命保険を払うのと何ら変わりない、と思っていました。(購入当時は異常な仕事の忙しさでローンを返しきる前に自分はきっと死ぬだろう、と思っていたこともあります・笑)
馬鹿みたいな話ですが、不動産投資をする人はあくまで「収益性」を求めて物件を購入してらっしゃるのだということが今さらながらわかりました。
購入当時の無鉄砲だった自分が今、多少老後のことを考えたりするようになり、お恥ずかしい限りですが今回投稿させていただきました。
改めてご相談をさせていただければと思っております。
寺岡 孝
2013/01/31 12:12
この度は回答に評価をいただき、まことにありがとうございます。
投資マンション販売、特に給与所得者への場合には、その投資の手軽さとローンによる資金調達のし易さを強調し、将来のメリットを誇張する場合が多いものです。
それは、生保代わり、節税、年金対策などがよく言われます。
その後に複数戸を所有することを勧めてきます。
例えば、
「複数物件を持つことで効率的に資産が増やせる」などといい、「ローン返済期間と同じ期間で複数の物件を持たせて資産形成を2倍、3倍にできる、それは月3万円程度の持ちだしで可能…」
などという感じです。
これは、ご自身だけに限らず、一般の方には馴染みの薄いものですから、販売側の言うことを聞いてしまうものです。
そのため、断り切れずに複数戸のマンションを買ってしまうのが現実のようです。
その結果、借金が5,000万から1億という事案もあり、今後の方向性如何によっては人生を狂わすものになります。
こうした背景を踏まえて、維持するにせよ売却するにせよ、傷口が大きくならないうちに現状把握をされて、今後の方向性を決められることをお勧めいたします。
以上、取り急ぎ回答の評価の御礼まで。
アネシスプランニング(株)
電話:03-6202-7622
メール:info@anesisplan.co.jp
回答専門家
- 寺岡 孝
- ( 東京都 / 建築プロデューサー )
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
「納得」と「安心」の住まいづくりを中立的立場でサポートします
生涯に一度とも言える住宅建築や不動産購入の場では「失敗したらどうしよう」と不安に思う方が多いものです。お客様が「夢」を安心して実現できるよう、業界での30年以上の経験を活かし、「納得」と「安心」の住まいづくりを中立的立場でサポートいたします。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
はじめまして。
2001年に言われるがままに購入した2件の都内物件について、今後どう扱ったらいいかで悩んでいます。
物件1.日本橋駅近5分以内。ワンルーム、35年ローン、残債約1500万円(… [続きを読む]
shiobayさん (神奈川県/49歳/男性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A