対象:ペットの医療・健康
Re:IBD疑い
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慢性的な嘔吐の原因には胃腸炎(感染性、アレルギー性)、膵炎、腎不全、肝不全、消化管閉塞(異物、腫瘍)、消化管腫瘍、全身性の感染症、内分泌疾患(糖尿病)、心因性など様々です。
これらを問診、身体検査、血液検査、レントゲン検査、バリウム造影検査、超音波画像診断検査、内視鏡検査(上部消化管、下部消化管)などを行い除外していく必要があります。
血液検査では腎不全はあるがそれによって引き起こされている嘔吐ではないであろうということです。
バリウム造影検査では消化管の蠕動運動の低下、異常陰影など異常が見られなかったのでしょうか?
内視鏡検査は上部消化管のみで下部消化管は実施していないのであれば下部消化管に対しても内視鏡検査、組織生検もしくは試験開腹を行い消化管の全層生検を行ってみてはどうかと思います。
ステロイドや免疫抑制剤を服用中の場合は炎症を抑えてしまい、正確な判定が出来なくなります。また、リンパ腫など腫瘍であった場合に抗がん剤が効きにくくなってしまう可能性がありますので、ステロイドや免疫抑制剤による治療を行う前に行うべきと考えます。
現在5歳ということです、猫の消化器型リンパ腫の発生の平均10~12歳と比べると若いですが、5カ月齢での腸のリンパ腫の報告もありますのでしっかり調べておく必要があります
評価・お礼
☆けんこう☆ さん
2012/11/15 10:54詳しい回答ありがとうございました☆
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