住宅ローンについて

しずあゆさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。

『家を購入したいと思っているのですが、住宅ローンに通るか不安です。』
につきまして、

住宅ローンを申し込まれた金融機関が行う、
住宅ローンの審査に当たっては、

１．勤務先
２．本人の年収に占める住宅ローンの負担割合
３．現在の借り入れ状況
４．個人の信用情報

などについて審査を行ったうえで、
住宅ローン融資を行うかどうかを決定します。

まず、勤務先につきましては、
倒産する可能性など、
経営の状況を調べることになります。

また、住宅ローンの審査に当たっては、
実際に借入時に適用されるローン金利とは別に、
審査用のローン金利があり、
審査用のローン金利に当てはめたうえで、
住宅ローンを組んでも無理なく返済していくことができるかどうかを、
審査することになります。

例えば、審査用のローン金利を４．０％とした場合、
借入金額２５００万円・返済期間３５年とすると、
年収４８０万円に占める住宅ローンの負担割合は、
２７．６％ほどに収まりますので、
住宅ローンの負担割合からは過剰な負担割合ではありません。

また、現在他に借り入れをしていて、
毎月返済している場合には、
現在の返済分も含めて、新たに住宅ローンを組んでも、
無理なく返済していくことができるのかを審査することになります。

それから、現在返済している借り入れ分で、
延滞や滞納などがないかにつきましても、
個人の信用情報などで調べることになります。

これからの点につきまして、
特に問題ないようでしたら、
ローンの申し込みをしてみてもよろしいと考えます。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン　渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/