対象:不動産売買
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通常の引渡時期かと思います
はじめまして、不動産コンサルティング会社、アドキャストの藤森と申します。
ご質問いただきました件ですが・・・、
売主(mikkih様)側が売却・引渡し後のことを考慮して、契約内容や条件に引渡日を
約2ヶ月~2ヵ月半後というのは、提示条件もその期間も、常識の範囲ですし、
特殊なケースではないと思います。
また、他の回答者の方もおっしゃっていましたが、仲介の行う契約の調整がうまく
いっていない印象があります。
仲介業とは契約した際の手数料で成り立っていますから、契約してナンボの仕事です。
買主の購入意欲が消沈しないよう、買主側の希望を重視した業者都合な対応になって
いる場合も、不動産取引の現状では目にすることがあります。
業者の調整力や仕事に対する姿勢なのか、買主様がそのような方なのかは
分かりませんが、買主様側に、「どうしても1ヶ月後でないとダメな理由」
があるのであれば、一度、確認してみては如何でしょうか?
もしかしたら買主様側にも、社宅に住めなくなるとか、早めに引渡してほしい
理由があるかもしれません。
その理由内容によってはmikkih様の引渡希望日でも、左程困らないということが
判明したり、別の調整手段が考えられることもあります。
厳しい条件を蹴ることで、実際に購入いただけなければmikkih様としては
今回の売却チャンスを逃すことになりますし、次回、直ぐに条件が互いにあった
購入希望者が現れるとも限りません。
今すぐ資金が必要な状況であれば、引渡日を無理しても、希望価格で売却するという
選択もあるかもしれません。
しかし、今無理して売却した後の、次の居住先が未確定であることや、一時期でも
頼れる実家のような行き先があるかどうか、頼めるかどうかというmikkih様の状況、
また、1ヶ月後に明け渡せない場合の損害賠償リスクなどを良く考える必要もあります。
・今、その契約内容で売却することのメリット・デメリット。
・今回は見送ことでのメリット・デメリット。
それらを比べ、リスクが現実化した際のフォローはどの程度出来るか
考慮した上で、このような自身にとって厳しい条件は飲むかどうかを
判断することが大切かと思います。
以上、ご参考になりましたでしょうか。
アドキャスト:http://ad-cast.co.jp/ 藤森哲也
補足
契約内容の設定は当事者間の合意によりますから、あまりに常識はずれ
でなければ条件提示は普通のことですし、逆に自身が履行できないと思う
相手側の要望を断ることも普通のことです。
なかには、「次の居住地が決まらなければ2ヶ月を限度として引渡日を延期できる」と
いった特約を付ける場合もあるくらいです。
※自分勝手な要望ばかりでは契約はまとまらなくなるので、ある程度の
妥協や歩み寄りは必要です。
是非、互いが後々トラブルや困った状況に陥らない条件で
売却が成立できますよう良く話し合って下さい。
回答専門家
- 藤森 哲也
- ( 不動産コンサルタント )
- 株式会社アドキャスト 代表取締役
将来必要なお金を把握せずに、家を買うのって怖くないですか?
売ってしまえば終わり・・・になりがちな不動産業界の現状に疑問を抱き、不動産購入には欠かせないお金の勉強をスタート。FP資格を取得。住宅購入に向けての資金計画、購入後の人生設計までトータルにサポートする「一生涯のパートナー」を目指しています。
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この回答の相談
昨年より戸建を売りに出し、2週間前の内見者が購入意思を示し、
ローンも下りるので話を進めたいと不動産業者より連絡が一昨日ありました。
その5日後に仮契約。1ヶ月半には引渡しと言われました。
こち… [続きを読む]
mikkihさん (大阪府/31歳/女性)
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