対象:不動産売買
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木原 洋一
不動産コンサルタント
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任意売却での購入が確実でお得です
任意売却推進センターの木原と申します。
よろしくお願いします。
内容をを整理しますと
・1750万円で任意売却の承諾あり
・滞納税、滞納管理費修繕積立金がある
・買取不動産業者からも1750万円でオファーがある
・1750万円+仲介手数料の合計額での金額で入札予定
・残留物がある
・競売入札を不動産業者に依頼するか検討中
任意売却とは、
全ての利害関係者(買主、売主、債権者、マンション管理組合、税務局)
に任意売却専門不動産業者が、
仲立ちをして合意を取り付けた後に売買することを言います。
関係者それぞれにメリットがあるのです。
<買主>
一番のメリットは確実に購入出来る事と
競売での入札より費用が少なくて済みます。
任意売却は金額にもよりますが滞納管理修繕積立金や滞納税などは
債権者が1750万円の売買代金の中から捻出してくれます。
競売の場合は滞納管理修繕積立金はマンション管理組合は
元の売主と落札者の両方へ請求できます。
当然ローン破綻した前の売主は支払えませんから、
落札者が支払うことになります。
<売主>
滞納管理修繕積立金や滞納税が納付できることと
債権者によっては引越し費用や残留物処分費を捻出してくれます。
<債権者>
競売よりも回収金額が多くなる可能性があることと
回収が早くなることが挙げられます。
任意売却での回収であれば債務者が引っ越せば1ヶ月以内には
決済が行われますので早い回収になるのです。
ところが競売での処理となりますと落札から数ヶ月、
場合によっては6ヶ月以上かかることもしばしばです。
<マンション管理組合>
こちらも回収が早くなりますし、
競売での処理よりも事務手続きなどの煩雑さが避けられます。
<税務局>
任意売却の場合の滞納税の差押は、
固定資産税や健康保険税などが考えられますが、
実はこの種の税金は抵当権者に遅れて発生する税金ですから
競売での処理となりますと1円も配当がない場合がほとんどなのです。
任意売却であれば全額納付とまでは行かなくても、
幾らかでも徴収が出来るのです。
補足
その他、購入者の任意売却でのデメリットはありません。
しかし、競売での購入ですと、現在の入居者の立退きについても
ごねられると裁判所の強制退去の手続きに時間とお金がかかります。
また、競売代行不動産業者へ依頼しますと手数料が余分にかかります。
いずれにしても、1750万円での任意売却に合意できているのであれば
任意売却専門業者に依頼して任意売却で購入される方が
確実性と費用の面でお勧めです。
任意売却推進センターライビックス住販
代表 木原洋一
http://livix-web.com/
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この回答の相談
中古マンションを探していた所、気に入った物件が任意売却物件でした。
不動産屋からは、1750万円で買い手が見つからなければ競売に流れてしまうと
言われ、契約をお願いした所、売主に税金などの滞納が見つ… [続きを読む]
レインボーママさん (東京都/39歳/女性)
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