対象:住宅資金・住宅ローン
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渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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自己資金ほぼ0での住宅購入について
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saemaiさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。
『固定金利も低金利の今、できれば購入したいと考えていますが、
やはり自己資金0での購入は無謀でしょうか?』
につきまして、
一般的に住宅ローンを組んで住宅を購入する場合、
住宅を購入した後からの住宅ローン負担を少しでも軽減するためにも、
頭金として、物件価格の20%相当額プラス諸費用分につきましては、
予め用意したうえで、住宅を購入するようにします。
ただし、saesaemaiさんの場合、
手取り月収金額が55万円もありますので、
頭金を十分に用意することが出来なくても、
家計に過剰な負担をかけることなく、
住宅ローン返済もできるものと考えます。
saesaemaiさんの手取り月収金額55万円に占める住宅ローンの負担割合は、
26.3%ほどで収まりますので、
この水準でしたら住宅ローンを組んで住宅を購入しても、
家計が圧迫されるような心配はありません。
尚、現在の支払い家賃が月額11万円となりますので、
住宅ローン返済額が144,786円に増加することで、
毎月の貯蓄額は35,000円ほど少なくなってしまうことになり、
年間の貯蓄額につきましても、420,000ほど減少することになりますので、
住宅を購入した後からは、
家計管理につきましても、
今よりもさらにしっかりと行うようにしていってください。
また、共働きの場合、
どちらか一方の収入が見込めなくなってしまった場合のことも想定して、
ある程度の預貯金残高を確保しておくなど、
資金対策もしっかりと行うようにしていってください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/
評価・お礼
saemai さん
2012/05/23 14:37
渡辺様
丁寧で分かりやすい回答をありがとうございます。
ローンの支払いを行うと、具体的に貯蓄額がいくら少なくなるのかまでは、
計算していなかったので、大変参考になりました。
どちらかが働けなくなる事態も大いに考えられることですので、
その時に備えてしっかり貯蓄もしたいと思います。
ありがとうございました。
渡辺 行雄
2012/05/23 15:24
saesaemaiさんへ
お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。
これからもマネーに関することで、
分からないことがありましたら、ご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄
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この回答の相談
夫28歳年収540万円
妻33歳年収670万円(大学院進学のため2年間休職し4月から職場復帰)
手取りは月約55万円、ボーナスは年約260万円です。
(貯蓄額は月12から14万円)
妻は今後妊娠出産する機会が… [続きを読む]
saemaiさん (神奈川県/33歳/女性)
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