対象:ペットの医療・健康
RE:手術後の排便の様子がおかしい
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肛門周囲腺腫は一般的に高齢の未去勢雄で見られ、主に肛門周囲や尾の基部に認められる良性の腫瘍です。肛門周囲腺腫はホルモン依存性であるため通常、切除手術の際は同時に去勢手術も行います。ただ、肛門周囲腫瘍(肛門周囲に認められた腫瘍)は肉眼上で良性の肛門周囲腺腫と悪性の肛門周囲腺癌との区別はできませんので切除した腫瘍は病理組織検査をおこなって良悪の判断をします。手術に関しては通常、正常組織のマージン(きりしろ)をわずかにつけて皮膚を切開し皮下組織から切除します。悪性が強く疑われる場合、腫瘍よりも約1cmぐらいマージンをとります。この際に腫瘍の浸潤があり必要であれば肛門の括約筋の一部(約1/2の切除まで可能)の切除も行います。今回の相談内容では、肛門周囲腫瘍は放っておいてもよくはならないし、そのままにしておいて腫瘍が自潰すると出血がみられたり、化膿して悪臭がしたり、本人が気にして舐めたりなどありますので手術が適応だと思われます。ただ、術後の疼痛は個体差があります。このように痛みの激しい場合は傷の直りを気にするよりも痛み止め使用の検討をしてよいと思われます。
評価・お礼
あろあろ さん
おかげさまでやっと抜糸が終わり態度も元にもどりました。排便も出来るように戻りました。
腫瘍も良性だったのでよかったです。
手術を後悔もしましたが今ではきれいに戻り
出血もなくなりして手術してよかったと思っています。
回答ありがとうございました!
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23日に肛門周囲腺腫ができたので、虚勢とあわせて手術をしました。
帰ってきてからはじめは水ものまず、トイレもしない、一日中なき続けて夜も寝ていませんでしたが、カラーを医師了承のもとはずしたと… [続きを読む]
あろあろさん (神奈川県/31歳/女性)
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