対象:住宅設計・構造
洗濯ものは何処に干されますか?
大阪で設計事務所をしています。
ある程度の歳になればとお考えになる、「ある程度」が程度問題で、ご本人でない限り判らない感覚なのですが、確かに使い難くなるでしょう。
かと云って、来るであろうその歳になるまでの間、窮屈な思いをするのが幸せなのでしょうか?
長期優良住宅の指針の中に、住居の可変性と云うものがあります。人の人生のそれぞれの時期にしっかりフィットする家にする為、大掛かりな改造を必要とすることなく、住まい良い様に間取りを変えられる家を指します。
今の間取りでしたら、ご就寝は二階でされる模様ですので、二階に浴室があっても不自由はないかと思います。むしろ洗面所に洗濯機を置かれるかと思いますが、ベランダ等に洗濯物を干されるのであれば、そちらの方が洗濯物の移動に便利かと思います。
来るであろうある程度の歳のために、今から前もって給排水管を一階の浴室に使用出来そうな位置を想定して仕込んでおきましょう。その時点では若干LDKは狭くなるかも知れませんが家族構成もその時点では変化しているでしょう。
今よりも少しだけ未来の自分を想定して、それ以降のライフスタイルは建物に合わせるのではなく、建物をライフスタイルに合わせる工夫が必要かと考えます。今の間取りにそうなる時の事を想定して計画されては如何でしょうか。
回答専門家
- 福味 健治
- ( 大阪府 / 建築家 )
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
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この回答の相談
現在1階50平米、2階51平米での間取りを考えています。
サンプルの間取りでは1階にLDK19.6帖・和室4帖
2階に浴室・洗面室・6帖・6帖・6.5帖の洋室となっていましたが、
年齢があ… [続きを読む]
pokkoさん (兵庫県/45歳/女性)
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