対象:住宅設計・構造
メンテナンスが楽な外壁材
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横浜の設計事務所です。
外壁材そのもので汚れにくい素材はいろいろあります。
タイル・サイディング・ガルバリウム鋼板などです。
しかし、外壁は乾式のタイルやサイディングでもシールをしなければいけません。
シールは10年ほどで劣化するので打ち直しが必要です。
湿式のタイルはおっしゃるように剥がれなどのメンテナンスは必要です。
木造は動きますしタイルは重いので、どうしても剥がれ等は出ると思います。
ガルバリウム鋼板のサイディングはシールの箇所は少ないので、メンテナンス手間
は少なくて済むかも知れませんが、やはり窓まわり等のシールは劣化します。
最近は、塗り壁でもノンクラック工法下地で100%無機物の塗材が出てきており、
無機物の壁材は汚れにくいのでメンテナンスが軽減されると思います。
メンテナンスフリーと言うことはいずれにしてもありえないので、メンテナンスは
必ず必要です。
50cmあいていれば、なんとか足場を立てることはできると思います。
ただ、足場を立てるとなると費用も高くなるので、10年くらいでは足場を立てないで
梯子のみでメンテナンスできると楽だと思います。
上記に上げた乾式のタイルやサイディングのうちでシール箇所が少なくて良いもの、
ガルバリウム鋼板のサイディング、無機物の塗り材、などを比較して良さそうな物を
選んではいかがでしょうか。
また、貼り分けもできます。コストを勘案しながら安いものと使い分けしても
いいと思います。
< あーす・わーくす http://office-ew.com >
評価・お礼
Half9 さん
2012/02/08 13:16
ご丁寧にご説明いただきありがとうございました。
すべてをタイルにするメリットはそんなにないように感じましたので
ご推薦のように種種の素材を混ぜることを考えます。
ありがとうございました。
回答専門家
- 小松原 敬
- ( 神奈川県 / 建築家 )
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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Half9さん (東京都/43歳/男性)
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